ロゴ作成の外注先として考えられるのは、次の5つです。
- ロゴ作成専門業者
- クラウドソーシング
- 個人デザイナー
- ロゴ販売サイト
- ロゴジェネレーター
今回は、おすすめのロゴ作成業者やロゴ作成を外注するときのポイントなどを紹介します。
外注先その1:ロゴ作成専門業者
ロゴ作成専門業者は、ロゴの作成を専門としている会社であるため、プロのデザイナーがヒアリングや問い合わせ内容をもとにロゴを作成してくれます。ロゴ作成専門業者がプロのデザイナーと発注元の間に入って進めるので、やり取がスムーズなところも特徴です。
会社によってはロゴ制作を得意とした複数のデザイナーが在籍しており、依頼者とのていねいなヒアリングを経てデザインを提案してくれる場合もあるため、選択肢が広がります。
ただし、費用はおおよそ30,000~100,000円が相場とやや高めです。
おすすめのロゴ作成会社「LOGO市」
「LOGO市(ロゴイチ)」の「ロゴデザインプラン(89,000円)」では、ロゴデザインを無料で2案提案してくれます。提案されたデザインが気にいらない場合、料金は発生しません。
「LOGO市」がこれまでに作成したロゴは3,500件以上で、実績も豊富だと言えます。
おすすめのロゴ作成会社「biz-up!」
「biz-up!(ビズアップ!)」は、受注数日本No.1(2022年7月現在)を誇るロゴ専門デザイン会社で、無料でロゴデザインを3案提案してくれます。発注者ごとにロゴに長けた専属ディレクターが付き、最適なデザイナーをアサインしてくれるため満足度の高いロゴが仕上がるでしょう。
WebサイトやCMで使用するモーションロゴの作成も行っています。
外注先その2:クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングにはさまざまなデザイナーが在籍しています。デザイナーの受注数や経験値はさまざまですが、コンペ形式での依頼が可能です。
料金は発注者が設定できますが、安すぎると提案が少なくなる、あるいはゼロになることも考慮しなければなりません。
相場は3,000~50,000円ほどですので、相場に合わせた価格設定をおすすめします。
おすすめのクラウドソーシング「ランサーズ」
「ランサーズ」はロゴ作成の実績が豊富なデザイナーが数多く在籍しているクラウドソーシングサイトです。
ロゴ作成のコンペ案件が常時10万件近くあり、応募件数も多いため、安く早くロゴ作成を依頼したい方におすすめです。
おすすめのクラウドソーシング「クラウドワークス」
「クラウドワークス」は、プロのデザイナーが15万人以上在籍しているクラウドソーシングサイトです。
「ランサーズ」と同様に市場が活発なので、すぐに要望に合わせたロゴを作成してくれるデザイナーに出会える可能性が高いと言えます。
おすすめのクラウドソーシング「ココナラ」
「ココナラ」は、5,000件以上のロゴ出品サービスがあるクラウドソーシングサイトです。全体的に価格が安く、最低4,000円から出品されています。
外注先その3:個人デザイナー
ロゴ作成はTwitterやInstagramなどのSNSや、ブログ・ホームページなどを通して個人デザイナーに直接依頼することも可能です。
個人デザイナーはロゴ作成やその他のデザイン作成のみで生計を立てているケースが多く、クオリティも安定しています。
ただし、自分好みのデザインを作成してくれるデザイナーを自力で見つける必要があるため、デザイナー探しに時間がかかります。
費用相場はデザイナーによってさまざまですが、20,000~50,000円程度です。
外注先その4:ロゴ販売サイト
ロゴ販売サイトでは、すでにデザイナーが作成したロゴを購入できることから、依頼する手間がかからず納品までがスピーディなのが特徴です。
費用は10,000~50,000円と幅広く設定されています。
ただし、出品されているロゴの中から自分のイメージにぴったりのロゴが見つからない、全体的には好きなデザインだけど少しだけアレンジして欲しいなどと感じる場合もあるでしょう。
ロゴ販売サイトで販売されているロゴは、色や書体のアレンジか可能なものもあるため、オリジナルのロゴが欲しい場合はデザイナーに連絡し、細かい調整をしてもらいましょう。
また、価格の安いロゴを依頼した場合、納品後の修正対応に応じてもらえないケースもあるので、事前に修正対応の有無を確認するのがおすすめです。
おすすめのロゴ販売サイト「ロゴマーケット」
「ロゴマーケット」は、2万件以上のロゴが販売されている国内最大級のロゴ販売サイトです。
価格帯や業種、色合いなどからロゴが検索可能なので、お気に入りのロゴを見つけやすいと言えます。
最大の特徴は、修正・アレンジが無料というだけでなく、修正回数も無制限である点です。
おすすめのロゴ販売サイト「freepik」
「freepik」は、シンプルなベクターやアイコン素材などを無料でダウンロードできる素材サイトです。
イラストレーターやフォトショップなどが使える方は「freepik」で気に入った素材をダウンロードして編集することで、オリジナルのロゴを作成できます。
素材のほとんどは個人や商用での利用が可能ですが、使用した素材にはクレジットを入れる必要があることを覚えておくと使用時に便利です。
外注先その5:ロゴジェネレーター
「ロゴジェネレーター」とは、デザインの知識がなくても簡単にロゴを作成できるツールのことです。
一般的なロゴジェネレーターの場合、ロゴデザインについての質問にいくつか答えるだけで複数のロゴ候補を表示してくれるので、そこから1つ選び、自分で編集してロゴを完成させます。
無料で使えるロゴジェネレーターには無難なデザインが多いため、お試し感覚での使用をおすすめします。
おすすめのロゴジェネレーター「LOGO MAKER」
「LOGO MAKER」は、ネットショップ構築サービスの「STORES」が提供する、簡単な操作のみでロゴが作成できるロゴジェネレーターです。商用利用も可能かつアイコンのバリエーションが多いため、幅広いロゴデザインを楽しめます。 インストールも不要なので、ロゴを手軽に作成できるツールとしておすすめです。
おすすめのロゴジェネレーター「LOGASTER」
「LOGASTER」は、日本語ロゴを作成できるロゴジェネレーターです。無料版はウォーターマーク(透かし)が入るため商用利用に適していませんが、9.99ドル(約1,300円)を支払うことでウォーターマークなしのロゴをダウンロードできます。
ロゴ作成を外注するときのポイント
ロゴ作成を外注する際は、次のポイントに注意しましょう。
- ロゴのテイスト
- 見積もり
- 納期
- 修正回数
デザイン会社やフリーのデザイナーには、得意とするジャンルやテイストがあります。
そのため、ロゴの完成イメージを明確にし、依頼主の希望のテイストに近いロゴ作成の実績があるデザイナーに外注することで、満足のいくものが完成しやすくなるでしょう。
また、外注先によっては提案数によって割増料金が発生する場合や著作権譲渡の証明書発行に別途料金が発生する場合があるため、見積もりをしっかりと確認するのが大切です。
修正回数も外注先によって無料や有料、回数制限などを設けているケースがあるため、事前に確認しましょう。
ロゴ作成の外注はデザインのテイストや予算などから慎重に決めよう
会社や商品のイメージを左右するロゴは、納得のいくデザインにしたいものです。自社でロゴ作成が不可能な場合は、ロゴ作成専門業者や個人デザイナーなどに外注できます。
ただし、外注先によって得意とするテイストや料金、納期が異なりますので、事前に見積もりを取り寄せるなどきちんと確認してから発注することが大切です。
ロゴ作成を外注する際は、どんなデザインにしたいのかだけでなく、予算や納期などを決め、自社の希望を叶えてくれるデザイナーに依頼するようにしましょう。
もし予算や納期に余裕がない場合は、ロゴ販売サイトやロゴジェネレーターを活用し、自分でロゴを作成するのもひとつの手です。一生付き合っていくロゴは妥協せず、自分のイメージをしっかりと形にしてくれる外注先を選んでくださいね。