今、企業がTikTokを始めるべき理由
studio15は2019年の設立以来、TikTokに特化したマーケティング・クリエイティブ支援を行ってきた。広告代理店機能とクリエイター事務所の両方の機能を持つことで、幅広い提案が可能になっている。また、同社の動画コンテンツ制作に携わるメンバーは、半数以上が現役または元クリエイターである点も大きな特徴だ。
TikTokの活用にはさまざまな可能性があるなかで、同社のクリエイティブ事業部でリーダーをつとめる畠山氏は「今こそショートムービー、とくにTikTokが狙い目」だと話す。というのも、とくに企業は動画コンテンツまで手を回せていないことが多く、まだまだ競合が多いとは言えない。またフォロワー数がゼロであっても、TikTok独自のAIシステムによって話題になることができる可能性があるからだ。
studio15は、そんなショートムービーに最適なマーケティング支援体制が整っているという。多様なジャンルに強みをもつTikTokクリエイターが170名所属しており、クリエイターの総再生回数は50億回にものぼる。自社メディアで展開しているショートドラマ『ドラマみたいだ』は、Z世代を中心に人気となり、開設から1年で1億7,000万回以上再生された。
畠山氏はこのショートドラマのヒットについて、「広告は視聴維持率が低くなりがちだが、ショートドラマはストーリー性があるので離脱が起きにくく、視聴維持率を長くとれることがメリット」とその理由を分析する。また脚本次第であらゆる商材に応用できるのもショートドラマの利点だ。
同社が支援を行ったBtoB、BtoCそれぞれの企業事例でもショートドラマを活用している。今回のイベントでは、クライアント企業の担当者と実際にディスカッションをしながら、TikTokのショート動画を活用したマーケティングのポイントを探った。