著者情報
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IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。
執筆記事
2025/05/09
CEKAI井口さんが挑んだ、球体広告での映像制作 そこから見えた映像体験の今と“時間”の美学とは
アメリカ・ラスベガスで開催されたAdobe Summit 2025において、世界最大級の球体型アリーナ「Sphere(スフィア)」の外壁に広告映像が投影された。イベントに大きなインパクトを与えたこの映像を手がけたのは、クリエイティブアソシエーション・CEKAIの井口皓太さんだ。数々の映像を制作してきた井口さんも「こういった巨大な球体をキャンバスにしたのは初めてだった」と言う。今回は井口さんに、球体広告という未知の領域への挑戦の裏側や、その経験から見えてきた球体×映像の可能性、そしてこれからの映...
2025/04/21
多様なビジネスに活かせる3つのUX 使いたくなる体験設計「ゲームフルデザイン」をSEGA XDが解説
コンテンツがあふれる現代において、ユーザーを惹きつける「体験」の重要性は増している。そんななか、わかりやすいUI/UXの設計から一歩踏みこみ、人が「夢中になる体験」を追求するのが「ゲームフルデザイン」という考えかただ。従来のゲーミフィケーションは、ランキングや報酬といったゲームの仕組みをいち手法として取り入れるだけのものであったのに対し、ゲームフルデザインは人の欲求や行動の仕組みを捉え、人を夢中にさせるゲームの力を体験設計として活用できる。この概念を提唱しているのが、ゲーム会社であるセガグルー...
2025/04/08
いきなり高度なAIツールは不要? クリエイティブ業務にAIを組み込むコツともたらされる変化とは
生成AIは敵なのか、味方なのか――。これはAI時代のクリエイターにとって大きな問いだろう。「AIで人間を代替するのではなく、人間を強化・進化するためにAIを使う」という軸で、企業の事業に合わせたAI導入を支援してきたMMOL Holdings。3月19日に開催されたオフラインイベント「Creators MIX 2025」に登壇した同社の代表取締役 河野貴伸氏が、クリエイターがAIと上手く付き合い、力を発揮するためのAI活用を語った。
2024/12/25
「課題解決」を起点としない、今後の新規事業開発とは――ユカイ工学・青木さんと博報堂・松本さんが語る
博報堂のクリエイターたちが、「今会いたい有識者」と語り合う対談シリーズ。第2回となる今回は、QooboやBOCCO emoをはじめとするユニークなコミュニケーションロボットを開発するユカイ工学の代表取締役 CEO青木俊介さんと、博報堂 ミライの事業室で新規事業開発に携わる松本友里さんが登場。事業やプロダクトづくりで大切にしていることとは何か。そして、「課題解決」ではないこれからの事業づくりの起点とは――。
2024/11/06
ブランドの世界観が企業の優位性を生み出す――VALM・北原さんと博報堂・小山さんが語る事業デザイン論
博報堂のクリエイターたちが、「今会いたい有識者」と語り合う対談シリーズ。第1回となる今回は、昨年オールシーズンいつでもプールを楽しむことができるプールクラブをテーマにしたホテル「BOTANICAL POOL CLUB」を千葉県鋸南町に開業し話題となったVALM代表の北原耕太郎さんと、博報堂のアートディレクター・小山秀一郎さんが登場します。これまでにない体験を提供する事業はどのように生まれたのか。両者が考える事業づくりにおけるクリエイティブ、ブランディングの重要性とは――。
2024/10/25
なぜ羽山祥樹さんが魅了されたのか 生成AIでUXリサーチを変革する発話分析ツール「toitta」とは
プロダクトづくりで欠かせないプロセスである「UXリサーチ」。教科書や講座も多いものの、企業で実践するには障壁も多い。株式会社はてなは、UXリサーチにおけるユーザーインタビュー分析を効率化する新たなプロダクト「toitta(トイッタ)」をローンチ。生成AIを活用して発話内容を分解・抽象化し、ユーザー心理を明らかにするまでのプロセスを支援する。toittaは、UXリサーチのどのような課題を解決するのか。UXデザインの専門家・羽山祥樹さんはなぜtoittaに感動したのか。「toitta」の事業責任者...
2024/10/21
入社4年目のデザイナーが経営チームに ウエディングパークの新役職「BDO」が実感した経営視点の勘所
ウエディングパークでは、昨年10月に新たな役職「BDO(Beyo-nd Design Officer)」を設置した。この役職には、デザインの力で経営に貢献するという大きな期待が込められている。その初代BDOとして抜擢されたのは、入社4年目のデザイナー 笹原光さんだ。同社がこの役職を設置した背景や具体的な取り組み、デザインで経営に貢献するための考えかたについて、笹原さんに聞いた。
2024/10/07
未経験から衣食住のクリエイティブディレクションを極めた石崎圭一さん はみ出し続ける情熱とその戦略とは
さまざまな領域で活躍するクリエイターを招き、企業とクリエイターのマッチングサービス「オプサー」を展開するヒューリズムのCOO 諸石真吾さんが、そのキャリアや作品を深掘りしていく本コーナー。今回は、異色のキャリアを歩んできたアートディレクターの石崎圭一さんに話を聞きました。
2024/05/13
9ヵ月で新規フォロワー6万人増 日本ピザハットのTikTokから見えた、企業活用成功のヒント
2024年3月19日に開催されたイベント「Creators MIX 2024」では、これからのブランドが考えるべきクリエイティブのありかたについてさまざまな議論が飛び交った。そのなかで、企業TikTokアカウントの成功戦略について知見を共有したのはLeading Communicationの井上 光氏だ。同社が支援する日本ピザハットのTikTokは、9ヵ月で新規フォロワー6万人を獲得し、エンゲージメントは200%に伸長。この事例をもとに、企業がTikTokを活用する際のヒントを紹介した。
2024/05/07
KADOKAWAやトラックメーカーの事例も studio15がTikTokとショートドラマ活用を解説
今やTikTokは若年層に限らず、幅広い世代にアプローチできるプラットフォームに成長している。しかし、ショート動画というコンテンツの特性上、まだまだ企業での活用は広がり始めたところだと言えるだろう。今年3月にCreatorZine編集部が主催したオフラインイベント「Creators MIX 2024」には、これまで300社以上のTikTok支援を行ってきたstudio15が登壇。BtoB企業とBtoC企業それぞれにおけるTikTok活用のヒントを、実際のクライアントとともに語った。
2024/04/19
技術革命期の生成AIだからこそ挑戦する意義がある Algomaticの野田さんがCXOとしての考えを語る
CDOやCXOとして活躍するクリエイターに日々の取り組みや課題などについて取材することで、クリエイティブのこれからを考える本コーナー。第7回は、生成AIネイティブなサービスを開発・提供する株式会社AlgomaticのCXO 野田克樹さんにお話を伺いました。
2024/04/15
勉強会参加者は600人超えの回も なぜ三井住友カードのデザイン推進が組織を横断できているのか
さまざまな企業が経営におけるデザインの必要性を感じ、デザイン組織を立ち上げているが、その取り組みは容易ではない。そんななか、三井住友カードは2023年から全社でのデザイン推進をスタート。組織横断で、デザインの考えかたや価値の浸透を実現している。デザイン推進で効果を出すための実践と秘訣とはなにか。三井住友カードの伊藤亜祐美氏と、ともにデザイン推進に取り組む三井住友銀行の金子直樹氏にインタビュー。外部パートナーのコンセント 取締役 大﨑優氏とともに語ってもらった。