SERENITYが開発・運営するVR上のスマートシティ「SERENITY KINGDOM」がグローバルオープンする。スマートシティ内で仮想現実「バーチャル・リアリティ」(VR)を用いることで、現実との境目を忘れることができるようなリアルな未来都市を体感できるという。
SERENITY KINGDOMでは、さまざまな企業の誘致を行い土地の開発を行なっている。現在はアミューズメントビルが建設されており、家にいながらにしてゲームを楽しむことができる。
さらに、2020年5月には韓国最大のスポーツブッキング事業スポヴィル社とMOUを締結。これにより、e-sportやスポーツのリアルタイムオンライン中継(スポプレイ)なども、今後SERENITY KINGDOM内で楽しめるようになる。
さまざまな企業との提携により、今後SERENITY KINGDOM内の流入人口はどんどん増えることが予想される。人口が増えることでバーチャルシティ内でのビジネスチャンス増加も期待される。
同社は、DEFSメソッドを提唱し、人生の質の向上を目指すサービスを今後提供していく予定。DEFSとは、ニューヨーク市ブルックリン区に生まれ、人間性心理学のもっとも重要な生みの親とされているマズローの5大欲求の中で「生理的欲求」を具現化したメソッド。人間が健康に暮らすために欠かすことのできない、4つの行動の頭文字(D:Detox/E:Exercise/F:Food/S:Sleep)をとって名付けられた。この4つすべてが満たされることで身体のバランスが保たれ、人生の質の向上にもつながると同社は考えている。
そのため、同社では「SERENITY MARCHE(無農薬野菜や安全な豚肉の提供)」「Corporate Gym(VRにより物理的な移動が必要なくなるからこそ、身体的健康を保つためのジム)」を立ち上げ、SERENITY KINGDOMユーザーに提供していくとのこと。