フラクタは、ブランドコンサルティングファームであるフォワードと協業したことを発表した。フラクタがもっているDtoCブランディングの知見と、フォワードの戦略構築から組織浸透までをサポートするBtoBブランディング手法をかけ合わせ、BtoBビジネスのブランディング実装をサポートするサービスを開発する。

BtoBビジネスではこれまで、受注に至るまでの3つのプロセス:リードジェネレーション、リードナーチャリング、リードクオリフィケーションにおいて次のような課題があった。

特にリードジェネレーションにおいては、機能的訴求によって自社らしさの訴求が明確にできないという課題がある。
自社で企画し生産する商品を代理店などを挟まずに顧客とダイレクトに取引する販売モデルであるDtoC(=Direct to Consumer)ビジネスでは、共感をもたらすコミュニケーション設計を実行し、顧客へ直接自社の価値を伝えている。
フラクタではこれを、顧客と直接コミュニケーションをとるモデルであると定義。DtoCの視点をBtoBビジネスに取り入れることで、機能的訴求に陥りがちだったBtoBビジネスのブランディングにおいて顧客を理解し、顧客が必要としている情報や価値を提供すること、すなわち共感を生むコミュニケーション設計が可能になるという。