エンタテインメントソリューション事業を展開するセガ エックスディー(以下、SEGA XD)は、マインディアとUI/UX領域におけるオンライン完結型でのパッケージソリューション提供に関する業務提携を実施したことを発表した。
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や新規事業の推進において、UI/UXを定期的に改善して、エンドユーザーの体験価値を向上させることは、その取り組みの成否をわける重要な要素のひとつとなっている。
その改善サイクルを素早く回すためには、ヒューリスティック分析(心理学での発見的手法の見地から、過去の経験を基に直感的に主観での分析を行うこと)にも、UI/UXに対するエンドユーザーの反応やデータを迅速に集めて、適切なインサイトを導き出し、改善策へつなげていく必要がある。
これらに対し、同社ではUI/UXの改善コンサルティングやプロトタイピングを最短翌営業日からオンライン完結で対応できる「クイックパッケージ」を提供してきた。
これらの取り組みを行ってきたなかで、オンライン完結でインタビュー調査を行い、インサイトを導き出す独自の調査システムおよびノウハウを持つマインディア社のケイパビリティに魅力を感じ、同業務提携に至ったという。
同業務提携の概要
同業務提携では、双方で代理店契約および紹介契約を結び、共通のフォーマットを用いて提案できるように。これにより、「クイックUI/UXコンサルティング」と「ライトプロトタイピング」は、マインディアのユーザーインタビュー用アプリケーションを活かした調査ノウハウと、SEGA XDのUI/UXを対面無しでレビューできるノウハウを組み合わせることで、リードタイムを短縮し、安価に提供でき、UI/UXをインタビュー調査から改善提案、デザイン提案、制作、実装、再度施策効果の確認までの全ての工程を、オンラインで完結し提供することを可能にした。
両社は、今後もDX領域や新規事業開発領域の支援ソリューションの相互連携を深め、企業がかかえるエンドユーザーに対して、よりよい体験価値の向上を目指していく考え。