ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターは、「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」の協力のもと、SF作家とコラボレーションし、Sci-Fiプロトタイピングの手法を実践した。「2050年の東京」における「WELL-BEING」「HABITAT」「SENSE」「LIFE」の4つのテーマに基づき、同社のデザイナーは「デザインプロトタイピング」を、SF作家は「SF短編小説」を創出。これらを8月31日からGinza Sony Park(銀座ソニーパーク)のファイナルプログラム『Sony Park展』で展示される。
「Sci-Fiプロトタイピング」とは、SF(サイエンス・フィクション)を用いて未来を構想し、それを起点にバックキャストして、「いま、これから何をすべきか」を考察する技法。
今回同社のクリエイティブセンターは、より不確実で、複雑なこれからの社会において、デザイナーならではの大胆かつ緻密な視座をもって考え続けていくべく、「WIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所」の協力のもと、SF作家の藤井太洋氏、小野美由紀氏、麦原遼氏、津久井五月氏とコラボレーションし、Sci-Fiプロトタイピングを実践した。
「2050年」「東京」「恋愛」という3つのキーワードのもと、「WELL-BEING」「HABITAT」「SENSE」「LIFE」のテーマについて、同社の若手デザイナーとSF作家が、およそ半年にわたって断続的にワークショップを重ね、4つの「デザインプロトタイピング」と、4つの「SF短編小説」を創出。よりよい未来の可能性とその社会における同社の役割を探求したひとつの結果であるこれらの「デザインプロトタイピング」や「SF短編小説」を、Ginza Sony ParkのファイナルプログラムSony Park展の一環として8月31日から始まる 『ONE DAY, 2050/Sci-Fi Prototyping』にて展示する。