佐藤可士和氏プロデュースのくら寿司が原宿にオープン Z世代向け“世界一映える寿司屋”がコンセプト

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2021/12/11 07:00

 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社は、グローバル旗艦店の第3号店として、「Z世代向け店舗」となる「くら寿司 原宿店」をオープンした。

 同社では、流行や消費の「新たな担い手」と言われるターゲット層である「Z世代」に注目している。今回、Z世代に向けたコンセプト店舗を、若者が集う街“原宿”に開店した。

 Z世代の特徴として、TikTokを代表とするSNSや動画による独特の情報発信があるが、新店舗は“世界一映える寿司屋”を目指し、日本を代表するクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がプロデュース。インテリアデザインのコンセプトは、「日本の伝統文化×トウキョウ・ポップカルチャー」。さまざまな色に光る「カラフル提灯ウォール」や近未来的な「スイーツ屋台」、巨大浮世絵からロゴウォールまでフォトスポットが満載のデザインとなっている。

 座席は、障子を閉めることで個室になるボックスシートや、スカイツリーなどの眺望が楽しめるテラス席「バルコニー飲食スペース」、さらに原宿の街並みを見ながら食事できるスタンド席をくら寿司で初めて設置。また、道頓堀店に続いて2店舗目となる、感染症対策も兼ねた暖簾付きの半個室など、多様な顧客ニーズと食事スタイルに対応している。

 また、同店舗のコンセプト「寿司×スイーツ」のシンボルとして「スイーツ屋台」を併設。自動クレープ焼き機を活用し、「2色2層のクレープ生地」を顧客の目の前で作り上げる。美味しいのはもちろん、可愛くて「映える」メニューを楽しむことができる。

 同店舗の特徴は、次のとおり。

“世界一映える寿司屋”を目指した装飾 自撮り用スタンドも

 入店後まず目につくのは、くら寿司のロゴやメニューがプリントされ、さまざまな色に光る「カラフル提灯ウォール」や、近未来的な「スイーツ屋台」、大迫力の巨大パネル「浮世絵装飾」など、プロデュースを担当した佐藤可士和氏の想いがインテリアデザインのところどころに散りばめられている。また、自撮り用スマホスタンドを設置するなど、来店客が SNS でシェアしたくなる気持ちをさらに盛り上げる仕掛けを用意している。

個室やテラス席、スタンド席など、多様なニーズに対応するシート

 障子を閉めることで個室になるボックスシートや、東京タワーやスカイツリーなどの眺望が楽しめるテラス席である「バルコニー飲食スペース」、さらに原宿の街並みを見ながら食事できるスタンド席をくら寿司で初めて設置。また、道頓堀店に続いて2店舗目となる、感染症対策も兼ねた暖簾付きの半個室など、多様な顧客ニーズと食事スタイルに対応する。さらに、白木を使用したフラットテーブルや、畳を使用した椅子は上品さと落ち着いた空間を演出する。

ライブ感溢れる「スイーツ屋台」を併設 自動クレープ機の導入も

 併設した「スイーツ屋台」では、自動でクレープの生地を焼き上げてくれるロボットを導入。利用客の目の前で作り上げる。フルーツを使ったメニューのほか、くら寿司ならではの「寿司クレープ」も提供する。