NTTPC、NVIDIA開発の3D開発プラットフォーム提供 共同編集できるコラボレーション環境を実現

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2022/03/21 12:00

 NTTPCコミュニケーションズは、NVIDIAが開発した3Dデザインコラボレーションと物理的に正確なリアルタイムシミュレーションを実現する3D開発プラットフォーム「NVIDIA Omniverse Enterprise」を提供開始した。

 5GやIoTの進展にともない、オフィスや工場などを仮想空間に再現し、コミュニケーションの活性化、設計や製造プロセスの最適化に取り組む企業が増えている。

 「Omniverse Enterprise」は場所・環境を問わないリアルタイムな共同作業や、NVIDIA RTX GPUにより実現する高精細なシミュレーション・XR機能を提供する仮想空間のための開発プラットフォーム。複数のソフトウェアスイートで作業するグローバルな3Dデザインチームが、共有された仮想空間で、あらゆる端末からリアルタイムに共同で編集できるコラボレーション環境を実現する。汎用的な3DシーンフォーマットであるUniversal Scene Descriptionに対応しているため、異なった3D デザインアプリ間でのデータ互換性を提供。また、メディア&エンターテイメント、建築デザインのコラボレーションでの活用が期待されているという。

イメージ図/良く使われるアプリケーションソフトウェアや機能的に関連のあるプログラミングソフトウェアを特定用途向けにひとまとめにされたソフトウェアパッケージ

イメージ図/良く使われるアプリケーションソフトウェアや機能的に関連のあるプログラミングソフトウェアを特定用途向けにひとまとめにされたソフトウェアパッケージ

NTTPCの取り組み

 同ソリューションで共同作業を行うためには、仮想インスタンスを動作させるためのハードウェアや、機器を安定的に運用するためのファシリティも必要となる。NTTPCは、同ソリューション対応GPUサーバをはじめ、データセンターやネットワークに至るまで、それぞれの顧客に適したインフラをトータルで設計・提供する。

 NTTPCはNVIDIA、Omniverse Partner Council Japanのメンバーとして、さまざまな業界のパートナーとともに、AIイノベーション環境「Innovation LAB」において、同ソリューションの検証を実施している。