note、新機能「メンバーシップ」の提供を開始 クリエイターの創作活動を支える収益化をさらに後押し

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2022/07/13 16:05

 noteは、大型新機能「メンバーシップ」を2022年7月13日(水)から提供する。本機能を使うと、だれでも月額制サブスクリプション方式でファンや仲間から支援を受けられるようになる。クリエイターは支援者と交流できるコミュニティやファンクラブを運営したり、作品や活動の裏側を会員だけに公開したりすることが可能。これにより、クリエイターが収入を得るチャンスを広げ、創作活動が続けやすくなることを目指す。

 漫画家、ジャーナリスト、料理家、動画クリエイター、写真家、相撲部屋、経営者、アスリート、小売店など、各方面で活躍するクリエイターのメンバーシップが約3,000件(※1)開設された。また、いち早く始めていただいたクリエイターがお得になる「手数料(※2)0円キャンペーン」もスタートする。これからも、noteはあらゆる人が創作を続けやすくなるよう、機能開発や活動支援を行っていく。

※1:新規のメンバーシップ開設とサークル機能からの移行の合算

※2:プラットフォーム利用料および事務手数料

メンバーシップ概要

 メンバーシップは、クリエイターの創作活動をファンや仲間が月額制サブスクリプション方式で支える機能。クリエイターは支援者との交流機会や活動資金を得て、創作活動の糧にできる。メンバーシップ活用例は次のとおり。

漫画家・かっぴーさん(https://note.com/nora_ito/

大人気連載『左ききのエレン』をメンバーシップ参加者限定で公開

経済ジャーナリスト・後藤達也さん(https://note.com/goto_finance/

経済をわかりやすく伝える記事の限定配信、金融のおもしろさを探る学びのコミュニティ運営

料理家・奥薗壽子さん(https://note.com/nabekama/

自身のYouTubeと連動したレシピや料理エッセイを公開して、料理コミュニティを運営

コマ撮りアニメーター・篠𠩤健太さん(https://note.com/kentanima

日記やメイキングなど裏話の公開、オンライン交流会

写真家・横田裕市さん(https://note.yokoichi.jp/

遠征のお土産話、撮影秘話などのオンライントークを開催。オフ会のフォトウォークも計画中

日本相撲協会・木瀬部屋(https://note.com/kisebeya/

力士の稽古風景、部屋の日常、ちゃんこレシピ、相撲の深堀り解説や番付表の提供を予定

人気店「肉山」代表・光山英明さん(https://note.com/wa1115/

お店づくりのヒントの発信、参加者同士での飲食店経営における事例共有、オフ会などを実施

奈良の手芸用品店・あみもの工房Sheeplさん(https://note.com/sheepl/

オンラインでの編み会や交流、新商品の先行販売などを参加者に提供

ラグビー選手・岸岡智樹さん(https://note.com/so_kishi10/

プレーの解説や思考を載せた有料記事の配布、Slackでのオンライン交流、月1のオフ会で交流

メンバーシップのおもな機能(note既存機能との比較)
メンバーシップのおもな機能(note既存機能との比較)

メンバーシップ提供背景

インターネットの発展でだれでもコンテンツや商品を発表・販売できるようになり、そこで生まれた新しい経済圏「クリエイターエコノミー」の総市場規模は約1,042億ドルと推定されている(※5)。また、厚生労働省が企業へ副業容認の有無を公表するように促すなど(※6)、個人が収益を得る流れは、今後も加速が予想される。

noteは、クリエイターが自身の作品を有料で販売も行えるプラットフォームとして2014年から提供を始めた。会員数、投稿者数ともに2019年からの3年間で5倍に増加(2022年4月時点)、noteで収入を得ている人は10万人を突破し、2021年の年間売上トップ1000クリエイターの平均売上は、667万円にのぼっている。

メンバーシップは作品の販売にとどまらず、クリエイターの活動ジャンルや達成したい目標に応じて、幅広く活用できる。クリエイターが、安定収入を得て創作活動に集中できることを目指す。

※5:NeoReach Social Intelligence APIとInfluencer Marketing Hubによる共同調査 2021年5月時点

※6:厚生労働省令和4年6月27日職業安定分科会(第182回)「副業・兼業の促進に関するガイドラインの改定案について(概要)」より

代表取締役CEO 加藤貞顕氏コメント

今回リリースするメンバーシップ機能では、いままでよりも幅広いクリエイターのみなさんが、より手軽にファンからの支援を得られるようになります。

この機能を利用すると、コンテンツの販売だけにとどまらず、ファンとのコミュニティも作れますし、もっと純粋に活動を応援してもらうことも可能です。その結果、クリエイターはもっと創作に専念できるようになります。

noteのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というものです。2011年の創業以来、ずっとそれだけを追求して事業をすすめて来ています。今回のメンバーシップ機能も、それぞれのみなさんの、創作の継続のために、役立てていただければと思います。

手数料0円キャンペーン

いちはやくメンバーシップを始めたクリエイターがお得になる、手数料0円キャンペーンを実施。期間は2022年7月13日(水)13:00から、noteメンバーシップの流通総額が1億円を超えた翌日までとなる。

キャンペーン概要

  • 応募条件:キャンペーン実施期間にメンバーシップで売上が発生していること
  • 対象:メンバーシップ開始クリエイター、旧サークル運営中のクリエイター
  • 概要:売上に対するプラットフォーム利用料(10%)、事務手数料(5%)が無料
  • 期間:2022年7月13日(水)メンバーシップ正式リリース時~流通総額1億円を越えた翌日まで
  • キャンペーンは継続する可能性がある。詳細はこちら

申請から公開まで

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