オトナルとstudio15、TikTokとPodcastのクリエイターを起用するタイアップ広告開始

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2022/07/29 12:00

 TikTok公認のMCN(マルチチャンネルネットワーク)を展開するstudio15は、デジタル音声広告事業を展開するオトナルと連携して、TikTokとPodcastのクリエイターを複合的に起用するインフルエンサー広告プランの提供を開始する。

 中国発で短編動画のブームを巻き起こしたTikTokは、世界の利用者が10億人を記録し、日本でも約1,700万人のMAUも突破した。その成長を受けて世界の短編動画プラットフォーム市場は、2020年の11億米ドルから2030年には23億米ドルに成長すると予測されている。

 また、英語圏では音声広告市場におけるPodcast広告が成長を続けており、米国の2021年に14億米ドルを突破、市場の成長率は前年比72%と、前年比35%増のインターネット広告市場全体の2倍の成長率で急伸をしている。この成長は米国における動画広告やディスプレイ広告などのインターネット広告種別のなかでもっとも高い前年比成長率であり、音声広告の広告フォーマットとしての注目度の高さがうかがえる。

TikTokクリエイターおよびポッドキャスターの影響力で商品の認知拡大を加速させる広告プラン

 今回、studio15はオトナルと連携し、「TikTokクリエイター×ポッドキャスター広告」の提供を開始。これによって、TikTokクリエイターとポッドキャスターのそれぞれのフォロワーに対して、拡散力と理解促進・共感を両立するインフルエンサーマーケティングの実現が可能となる。

TikTokの広告メディアとしての特徴

 TikTokの利用者は50.3%が10代女性であり、Z世代の多くに支持される動画メディアである。一方で、平均年齢層:34歳と、30-40代の利用者も最近は増加しており、同サービスは若年層だけではなく幅広い年代において利用されつつある。(コンテンツファン消費行動調査2021/博報堂調査)

 また、拡散力が非常に高いプラットフォームであり、大勢の消費者に広告コンテンツを届けられるバイラル力の高さが特徴となっている。

TikTok×ポッドキャスター広告

 ポッドキャスター自身が読み上げる「ホストリード広告」と、TikTokクリエイターを起用する「タイアップ広告」を連携させた広告ソリューション。PodcastおよびTikTok双方にて、クリエイター自身の言葉で商品やサービスの紹介を行うことで、拡散力を担保しつつ、リスナーの親密度や共感度が上がり、購買意欲の増加や記憶に残るプロモーションを実現する。

 同広告プランでは、幅広い番組ジャンル、配信属性に対応しており、広告商材に合わせた最適な番組とのタイアップを実施できる。

広告メニュー

TikTok、Podcastのインフルエンサーを起用するタイアップ広告 ※広告である旨のPR表記を入れて配信を行う。

TikTokクリエイター×ポッドキャスターインフルエンサー広告と相性のよい商材・サービス

 TikTokクリエイター×様性が高いため、自社製品との相性の良いクリエイターを起用できます。美容系商品や日用品をはじめ、テクノロジー、ゲーム、エンタメなど、個々のTikTokクリエイターとポッドキャスターが取り扱うジャンルも幅広くあるため、自社製品と相性の良いクリエイターを起用できる。

TikTokとPodcast広告施策と相性の良い商材例(一部)
  • テクノロジー
  • 語学教材
  • ゲーム
  • エンターテイメント
  • 美容系商品
  • 日用品
  • 衣料品
  • 飲食品
  • 消費者向けサービス など

 同プランでは、TikTokとPodcastの両メディアの特性を活かした媒体をまたいだプロモーションが可能。TikTokではマス向けのバイラル力を生かした拡散が期待できる。またPodcastでは語りによる音声配信を通じて魅力を伝えることで、より深い商品理解と共感を生み出す。

 ふたつの手法を活用することで、「幅広く消費者へのリーチ」「消費者への深い情報伝達」を実現することができる。