グリーは、REALITYを通じてブロックチェーンゲームの開発およびパブリッシングを目的にWeb3事業に参入することを発表した。
Web3とは、経済産業省によると、ブロックチェーンによる相互認証、データの唯一性・真正性、改ざんに対する堅牢性に支えられて、個人がデータを所有・管理し、中央集権不在で個人同士が自由につながり交流・取引する世界などとされている。
5Gネットワークの普及、ブロックチェーンをベースにした経済圏の拡大が加速しているなか、グリーでは、これまでゲーム・アニメ事業、メタバース事業などを通じてプラットフォーム運営のノウハウやゲーム開発などの経験を培ってきた。
今回のWeb3参入により、グリーが持つノウハウや経験を活かし、ブロックチェーンゲームの開発およびパブリッシング、有力ブロックチェーンのバリデーターノード(ブロックチェーンネットワークを構成するノードをホスティングし、トランザクションの検証やブロック生成を行うことで、ブロックチェーンのセキュリティ・性能・分散性の向上の一端を担う役割)の運営を行っていく。
また、「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト「Oasys」にトークン出資を行うなど、有力なWeb3プロジェクトへの出資、提携も行っていく。