パナソニック、高い描写性能と像面位相差AFの両立を実現したフルサイズミラーレス一眼カメラ発売へ

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2023/01/08 12:00

 パナソニックは、新開発フルサイズセンサー、LUMIX初の「像面位相差AF」を搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX「DC-S5M2」を2月16日より、「DC-S5M2X」を6月下旬より発売する。

 近年の写真・動画を問わず、多彩な表現手法を用いたクリエイティビティ溢れる撮影ニーズの高まりを受け、同製品は、撮って出しから得られる美しい描写、ポストプロダクションの自由度を担保する高い描写性能の進化に加え、これまで培ってきた認識技術と掛け合わせた新たなAF性能により、撮影者は自らの創造性の表現に集中することができ、機材制約によって今まで撮れなかったシーンでの撮影をオールラウンドにサポートする。

 新開発の24.2Mフルサイズセンサーと新世代ヴィーナスエンジンの搭載により、階調表現豊かで自然な描写撮影に加え、LUMIX初の像面位相差AFを搭載し、779点の測距点で被写体までの距離を高速・高精度に算出することで、ダイナミックに動く被写体の追従性能が大幅に向上。さらに、好評の手ブレ補正システムでは、歩き撮りや、望遠時のフィックス撮影に発生する手ブレ補正が大幅に向上した「アクティブ I.S.」の搭載により、臨場感ある自然で滑らかな映像表現を可能にする。また、6K 30p 10bit/Cinema4K 4:2:2 10bit記録など、高解像度で多彩な動画記録モードを搭載し、クリエイターの映像表現の選択肢を大幅に広げる。DC-S5M2Xでは、動画RAW出力やApple ProRes 422HQの外部SSD記録にも対応し、プロフェッショナルユーザーに応える高いクオリティの映像制作が可能。さらに、プロフェッショナルの道具として撮影現場に溶け込む重厚感あるLUMIX初のブラックデザインを採用した。

 同製品のおもな特徴は、次のとおり。

新開発フルサイズセンサーと新世代ヴィーナスエンジンを搭載し、高い描写性能とLUMIX初の像面位相差AFの両立を実現

  • 新開発の24.2M フルサイズセンサー(14+ストップV-Log/V-Gamut/デュアルネイティブISOテクノロジー)
  • 高解像で自然な描写を実現し高ビットレートの動画を高速演算処理する新世代ヴィーナスエンジン
  • LUMIX初「像面位相差AF」を採用し、より高精度なAF追従性能を実現する進化したリアルタイム認識AF

歩き撮り時の手ブレを大幅に抑える手ブレ補正テクノロジー「アクティブI.S.」ほか、写真・動画の撮影をサポートする卓越したアシスト機能

  • 歩き撮り時の手ブレ補正を強化した「アクティブ I.S.」の新搭載など、進化した手ブレ補正テクノロジー搭載(Dual I.S. 2/B.I.S.)
  • 秒間約30コマの超高速連写
  • 好みの色設定(LUT)で、こだわりの絵作りを実現するリアルタイムLUT

クリエイターの映像表現の幅を広げる多彩な記録フォーマットと動画撮影機能

  • 6K 30p 10bit/Cinema4K 4:2:2 10bit記録などさまざまな映像制作に応える多彩な動画記録フォーマット
  • 柔軟な映像編集を可能にするV-Log撮影
  • ファン搭載による効率的な放熱処理によりCinema4K 4:2:2 10bitの無制限記録を実現
  • ハイレベルな映像制作を実現する動画RAW出力/Apple ProRes 422HQ外付けSSD記録(DC-S5M2Xのみ)
  • カメラとスマートデバイスで手軽にライブ配信を可能にするIPストリーミング機能(DC-S5M2Xのみ)