ゆめみは、NFTアートマーケットプレイス「TransformArt(トランスフォーム・アート)」を正式公開した。
背景
社会においてDX化は急務であり、Web3やNFT、DAO、ChatGPTなどの進化するテクノロジーを活用した社会実装が急速に進んでいる。これらのテクノロジーは、新しいデジタル環境で確実に実現され、今後の生活者の価値観や行動にも大きな影響を与えている。さらに、先端テクノロジーは、これまでの価値を変換する役割も果たしつつ、NFTを活用したDAOの生成やWeb3やメタバースでの新たな経済圏などが現れはじめている
「TransformArt」とは
ゆめみとアーティストたちとのプロジェクト・コラボレーション型のマーケットプレイス。NFTを販売できる機能だけでなく、NFTアートやクリプトアートの価値を技術力で支援するスタジオのような存在として誕生した。また、アーティストだけでなくアートコレクターやエンジニアやマーケッターが集い、批評性のあるアートDAOとの連携で、独自のエコシステムを構築している。
同マーケットプライスの特徴は、次のとおり
アートコレクティブ・チーム
単に作品を販売する場所としてではなく、エンジニア、マーケター、キュレーターなどNFTに精通したメンバーとテクノロジーでアーティストをサポートし、持続的なプロジェクトを実現。CryptArtやNFTArtに関わるアーティストとチームを組み、知見を共有しながら共創する。
ART DAOとの連携
ART DAOでは、インキュベーションとエデュケーションを導入して、アートを探求する人たちの学び合いや新たな才能を発掘する。同時に、批評性のある場として、アーティストのみならずアートコレクターやエンジニアなどが集い、独自のエコシステムを構築していく。さらに、美大芸大生をメインターゲットに、アワード開催などを通じて次世代NFTアーティストの発掘や育成も実施。ゆめみのマーケティングチームが作品の販売方法やマーケティング手法を提供しながら活動をサポートする。
アーティストのキュレーション
独自視点でのキュレーションにより、ユーザーはクオリティの高い作品を見つけることが可能に。信頼性の高い多様性豊かなアーティストや作品が紹介されることで、新しい発見やネットワーク化を促進し、アーティストを含めたアートDAOの活性化を図る。
第1弾プロジェクト
たかくらかずき、新シリーズ「ハイパー神社NFT」
ヤオヨロズの『拡張子』を神格化した15種類x30色=合計450体の神々のNFT。購入者は『ハイパー神主』となり、迎え入れた拡張子の神々をブラウザ上の神社に祀れるようになる。
◎画像
販売作品
- 総発行数450体(15種類 x 30色)
- 1stセール:2023年5月21日 10:00〜
※AL(優先購入権利)保有者向けに250体販売/2ndセールは後日発表予定
今後の展開
フェーズ1 『ハイパー神社』
ブラウザ上の神社は、神主によって神が祀られ、そのURLを公開することによってあらゆる人が参拝できるようになる。もちろん自分でも参拝可能。祀られた拡張子の神々は、オンラインの参拝者たちの参拝により信仰心が溜まり、16x16pxで描かれたはじめの『明神』形態から、32x32pxで描かれた『大明神』、64x64で描かれた『大御神』と三段階に進化。神進化形態は譲渡・販売すると最初の形態に戻る。
フェーズ2 2Dメタバース『ネオ・トコヨ』
2Dメタバース『ネオ・トコヨ(NEO TOKOYO)』はあらゆる神が集う場所。2024年に一部が完成し、ハイパー神社の神主(NFT所有者)はアクセスできる。 この2Dメタバースでは自分が所有するハイパー神社の16×16で描かれた『明神』をアバターとして使用し、2Dメタバース上でほかのアバターやCPUと会話できる。この2Dメタバースのテーマは『祝い・呪い』。ほかのアバターと交流することによってさまざまな『祝い・呪い』が伝染する。公開段階では中央の『ネオシマ』だけが存在していますが今後『ネオトキオ』『ネオキョウト』などエリアを拡大していく計画。
フェーズ3 『リアル神社』
2025年に公開を目処に直島のホテル「ろ霞」の協力を得て、ホテル敷地内に実際の『ハイパー神社』を造営予定。このリアルハイパー神社では、NFTのキャラクターとなったさまざまな拡張子を神々として祀りつつ、NFT購入者の神主にも何らかの関連を持たせられるように制作(例:神主のみなさんのアカウントのQRをタイルとしてレイアウトしたり、絵馬を飾るなど)。