ゆめみの新サービス「デザイン人材育成支援」は、確かな方法論とこれまでのゆめみの経験をもって、DX文脈におけるデザイン人材のスキルアップと成長をサポートする。
サービス開始の背景
目まぐるしく変化するビジネス環境の中で、とくにDX領域におけるデザイン活用のニーズは、「デザイナー」だけでは、すべてを対応しきれないほどに拡大している。一方で、デザインスキルの習得に時間を費やすことは困難な状況にある。
ゆめみのデザイン人材育成支援は、DXを推進するクライアント企業のニーズや課題に応じた柔軟なアプローチで、デザイナーだけではなく、社内でデザインを実践するすべての人のスキルアップと成長をサポートする。
デザイン人材育成支援について
ゆめみのデザイン人材育成支援は、人間中心設計(Human-Centered Design、以下「HCD」)のメソドロジー(マインドセットとメソッド)を採用するとともに、次のような特徴を持っている。
HCDを採用した標準的かつ再現性のあるデザインアプローチ
ゆめみでは、共通のデザイン基盤としてISO9241-210で定義されるHCDを採用しており、10名以上の認定資格を持つメンバーが在籍。これまでの実践で培った経験と組織的な知見をもって、再現性のあるデザイン人材のスキルアップと成長をサポートする。
TRY(ハンズオンワークショップ)とUNDERSTAND(座学)で構成された柔軟なプログラム
デザイン人材育成支援の最小単位は、特定テーマのプログラムです。プログラムはTRY(ハンズオンワークショップ)とUNDERSTAND(座学)のふたつの型を持ち、自由に組み合わせてカリキュラムを作成できる。ニーズや課題に応じて柔軟に提案する。
PRACTICE(実践)段階で経験豊富なゆめみのHCD専門家による支援
プログラム中には、フォローアップセッションを設け、参加者が得た知識やスキルの応用方法、問題解決のアドバイスを提供。参加者が成長し、パフォーマンスを向上させることを目指す。
デザイン人材のスキル向上に向けたプログラムとカリキュラムの全体像
HCDコンピタンス
HCDコンピタンスとは、特定非営利活動法人 人間中心設計機構が提供する認定制度において定義されている、人間中心設計を活用したDXプロジェクトの推進に求められる能力群を指す。
ゆめみのデザイン人材育成支援では、このHCDコンピタンスに個別解釈を加え、標準的かつ網羅的なデザインスキルの能力開発をサポートする。
カリキュラムパターン
ゆめみのデザイン人材育成支援では、前述したTRY(ハンズオンワークショップ)とUNDERSTAND(座学)、HCDコンピタンスを組み合わせ、柔軟なカリキュラムとして着実なデザイン人材のスキルアップと成長をサポートする。ここでは標準的なカリキュラムのパターンを紹介している。また、カリキュラムに含まれる個別プログラムのみでの実施も可能。
デザインリサーチカリキュラム:3ヵ月〜
ユーザー調査の企画、設計、実施の方法や、調査から得た質的データを分析し、構造化する方法を学ぶことができる内容。
コンセプトデザインカリキュラム:2ヵ月〜
ユーザー調査や市場調査の分析結果などをもとにして、新たなプロダクト・サービスのコンセプトやユーザー体験の可視化方法を学ぶことができる内容。
プロトタイピングカリキュラム:3ヵ月〜
プロダクト・サービスのコンセプトやユーザー体験を、具体的なデザインとして制作・プロトタイピングすることを学ぶことができる内容。
デザインテストカリキュラム:2ヵ月〜
作成したコンセプトやデザインが、実際にユーザーにとって求められる状態になっているのかを検証する方法を学ぶことができる内容。