オンワード商事とオンワードクリエイティブセンターは、2023年9月1日に合併し、新社名「株式会社オンワードコーポレートデザイン」として、新たな門出を迎える。
株式会社オンワードコーポレートデザインは、オンワードグループの法人ビジネスを担う中核事業会社として、社会や企業の課題に対して包括的に顧客企業をデザインしていく。
新会社設立の経緯・目的
オンワード商事は、社会環境の変化や顧客のさらなる期待に応えたいと考え、2021年に「ヒトと地球(ホシ)の、明日(あした)の笑顔をデザインしつづける。」をパーパスに掲げた。パーパス策定後、お客様や社会の課題に真摯に向き合う中で、従来のユニフォームの企画・生産・販売事業や販売促進事業にとどまらない価値提供の種が生まれ始めている。今後はこの価値提供範囲をさらに広げ、事業領域を拡大させたいという思いがあった。
一方で、オンワードクリエイティブセンターも、これまではオンワードグループの店舗を中心に企画・設計・施工を手掛けてきましたが、コロナ禍を経て店舗のありかたが変化し、従来の価値提供範囲を広げる必要があった。
そこで両社の事業の拡大と多角化を加速させるため、法人の強固な顧客基盤を持つオンワード商事と、アパレル基軸での空間デザイン力を持つオンワードクリエイティブセンターが合併し、顧客を包括的にデザインするという想いを込め、「オンワードコーポレートデザイン」という新会社設立に至った。
新会社「オンワードコーポレートデザイン」の事業について
ワークスタイルデザイン事業(ユニフォーム事業)
企業や学校・病院などのユニフォームおよび関連するモノ・コトの企画からアフターフォローまでを行うことで、働き方や学び方、ブランドイメージを創造する。
インサイトセールス事業
セールスプロモーションやブランディングなどの顧客企業の課題に寄り添い、潜在ニーズを発掘し、モノ・コト両面でソリューションを提案する。
タイアップセールス事業
アパレル商品を中心に、さまざまな商品を通じてお客様の生活に彩りを与える「出会いの場」をプロデュースする。
スペースクリエイト事業
ファッションビジネスによって培われた高いデザイン力で、ブランドコンセプトが反映された独自性の高い空間を演出する。
エンゲージメントデザイン事業
ギフトやオフィスファッションによって、会社と従業員や従業員同士のコミュニケーションの質を向上させ、組織全体の絆を深める。
サステナブルコミュニケーション事業
各顧客企業のサステナブル活動を効果的に発信していく魅力的なリサイクルコンテンツをデザインする。また、多様なネットワークを活用した企画提案によって顧客企業独自のサステナブルな取り組みを生活者に届ける。
今後は、「空間×ユニフォーム」のような事業の垣根を超えた価値提供や、隣接する事業領域への価値提供を推進し、顧客企業と共創の輪を広げていく。
株式会社オンワードホールディングス 代表取締役社長 保元 道宣氏コメント
当社の中長期経営ビジョン「ONWARD VISION 2030」において、2030年に向けた5つの戦略の1つとして「法人ビジネスの強化」を掲げています。今回の合併により、オンワードグループ内のアセットを共有し、シナジーを最大化することで、より多くの顧客企業の皆様に、ご満足いただけるサービスやソリューションを提供していくことを目指します。
株式会社オンワードコーポレートデザイン 代表取締役社長 村上 哲氏コメント
この度、オンワード商事とオンワードクリエイティブセンターは「オンワードコーポレートデザイン」に生まれ変わります。
約60年培った、ユニフォーム事業やインサイトセールス事業、タイアップセールス事業に加え、当社のパーパス「ヒトと地球(ホシ)の、明日(あした)の笑顔をデザインしつづける。」に基づき、スペースクリエイト事業・エンゲージメントデザイン事業・サステナブルコミュニケーション事業と新たに提供価値を拡充します。今後は顧客企業様を包括的にデザインし、より多くの笑顔を作り上げてまいります。
新しい社名の多義的な言葉「デザイン」を社員一人ひとりが表現し、行動します。引き続き、オンワードコーポレートデザインを宜しくお願いいたします。