ショートムービープラットフォーム「TikTok」は、「検索」コンテンツのインサイト情報をクリエイター向けに提供する機能「Creator Search Insights」を日本で公開した。
今回、クリエイターが「検索」を通じて視聴者とより強い繋がりを築けるようサポートする「Creator Search Insights」機能を公開する。「Creator Search Insights」は、TikTokで視聴者が「検索」しているコンテンツに関するインサイト情報を提供する。なお「Creator Search Insights」は一部の地域のみで利用可能。
これらのインサイト情報を通じて、クリエイターはコンテンツ制作のアイデアを得ることができる。また、視聴者の関心に合わせてクリエイティブ戦略を調整し、もっと見たいと思われるコンテンツを作成することができる。クリエイターが「Creator Search Insights」を活用し、「検索」する視聴者により関連性のあるコンテンツを制作し、TikTokで最大のパフォーマンスを発揮してもらうことを期待している。
「Creator Search Insights」の仕組み
クリエイターは、検索欄に「Creator Search Insights」またはカタカナで「クリエイターサーチインサイト」と入力することで、この機能を利用できる。近日中に、「TikTok Studio」からも直接利用できるようになる。
「Creator Search Insights」では、よく検索されるコンテンツを表示する。表示内容は観光、スポーツ、科学などの「カテゴリー」別に、または、クリエイターが作成するコンテンツの種類に関連する「おすすめ」で並べ替えることができる。クリエイターは、コンテンツギャップ(頻繁に検索されているにも関わらず、あまり多くのTikTok動画で取り上げられていない内容)をフィルターすることもできる。
削除したい内容がある場合は長押しすることで、検索結果の削除や報告ができる。
「検索」と「Creator Rewards Program」の連携
検索価値は、「Creator Rewards Program」の報酬の計算式にも反映される。需要の高い検索内容に関連するコンテンツを作成することで、コンテンツの検索価値が高まる。
「検索」に最適化したコンテンツ制作をサポート
今後も、クリエイターからの貴重なフィードバックに耳を傾け、「Creator Search Insights」の改善を続けていく。また、コンテンツを「検索」により最適化できるようサポートする機能をさらに構築する予定。