ワントゥーテン、ARやXRなどと体験デザインを掛け合わせKDDIが描く未来のサッカー観戦体験をプロデュース

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2024/09/04 07:30

 ワントゥーテンは、KDDIのブランド体験施設「GINZA 456 Created by KDDI」(以下、GINZA 456)にて開催中の、未来のサッカー観戦が体験できるイベント「GINZA STADIUM TOUR 2030」において、ARやXRなどのデジタル技術を活用した体験型コンテンツの設計や空間展示の制作・プロデュースを行った。「もしも銀座にサッカースタジアムを建設したら?」をテーマに、KDDIとともに施設の方向性から体験コンテンツの内容まで創り上げていった。

来場者の心理および行動変化を促すエクスペリエンスデザイン

 本イベントはGINZA 456の1階と地下1階を活用した2部構成の展示。展示の導線において、それぞれ「認知・興味喚起」「(写真・動画)撮影誘引」「知る、学ぶ」「体感する、共有する」を役割としてコンテンツおよび空間展示を設計した。

おもな展示コンテンツ

地下1階:イマーシブ空間とインタラクティブ技術と融合させたXR体験「GINZA VIRTUAL STADIUM」

 地下1階には、壁3面と床が映像に囲まれたイマーシブ空間が広がり、まるでサッカー選手と同じフィールドに立っているような体験が可能。身体を動かすと選手への応援の熱量がエフェクトとして映し出され、新感覚のサッカー応援体験が楽しめる。

1階:AR技術と立体音響で未来の試合観戦を体感「GINZA STADIUM AR VIEWING」

 1階では、ARグラスを装着してモニターの試合映像を見ることで、選手のポジションや身体情報がリアルタイムで表示される。さらに、ドリブルやシュートの成功率といった詳細なプレ情報も視覚化される。また、スタジアムの歓声や声援を立体音響技術で再現し、臨場感のある試合観戦を提供する。

未来のスタジアム観客席やロッカールームをイメージした展示空間

 1階ショールームは、「未来のスタジアム観客席」をイメージした展示空間で、KDDIの先端技術を紹介する海外のスポーツ新聞風のデザインなど、楽しみながら学べる体験設計になっている。1階エントランスは、「未来のロッカールーム」をイメージした展示空間で、本イベントの世界観を表現したプロモーションムービーや、つい写真や動画を撮りたくなるフォトジェニックな空間を楽しめる。

 今後もワントゥーテンは、エクスペリエンスデザインの観点を重視して空間全体を設計・開発する「先端テクノロジー×体験」の領域で、多彩なソリューションを提供していく。