グッドパッチ、デジタルプロダクト開発をともなう新規事業創出の支援に特化した新サービスの提供開始

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2024/09/20 10:00

 グッドパッチは、新規事業創出に課題を抱える企業に、事業アイデア立案からデジタルプロダクト開発、グロースまでワンストップで伴走支援する「新規事業特化型プロダクト開発伴走支援サービス」の提供を開始した。

背景

 テクノロジーの急速な発展を背景に、ユーザーに求められるサービスが多様化している昨今、さまざまな企業でデジタル領域を中心に新規事業の創出やプロダクト開発の必要性に迫られている。

 パーソル総合研究所が2022年に発表した「企業の新規事業創出における組織・人材要因に関する調査」によると、従業員数300名以上の企業の半数以上が経営課題に「新規事業分野への進出」を掲げて取り組む一方、「新規事業の開発に成功している」と回答した企業は30%程度にとどまるなど、苦戦している状況が浮き彫りになっている。また「新規事業創出の課題」として「新規事業創出を担う人材の確保」「新規事業創出に関する知識・ノウハウ」などが上位に挙がっている。

 多くの企業において、新規事業創出には事業構想段階からプロダクト開発、事業成長に至るまでさまざまな障壁が存在しており、自社の人材やノウハウのみでは乗り越えることが難しく、頓挫することも少なくない。

 グッドパッチは創業以来、UI/UXデザインの強みを生かして、スタートアップから大企業まで多様な企業に伴走し、顧客体験を起点としたデジタルプロダクトの戦略設計・開発・グロース支援を行ってきた。これまでに培った「ビジネス×デザイン」の知見と専門性を生かし、新規事業創出に取り組む企業とともに革新的なプロダクトの社会実装を実現するべく、今回新規事業特化型プロダクト開発伴走支援サービスの提供を開始した。

新規事業特化型プロダクト開発伴走支援サービスについて

 新規事業特化型プロダクト開発伴走支援サービスでは、さまざまな課題を抱える企業の新規事業プロジェクトに、グッドパッチのBizDev(ビジネスディベロップメント)、デザインストラテジスト、PdM(プロダクトマネージャー)、UXデザイナー、ソフトウェアデザイナーなどが参画し、アイデア創出からプロダクト開発、事業成長まで一貫して伴走支援し、「ビジネス×デザイン」の視点で新規事業の成功を後押しする。

サービスの特徴

 グッドパッチは、UI/UXデザインに強みを持つデザイン会社として、顧客課題を精緻に捉え、ビジネス全体の成功・成長を見据えながら、顧客視点をプロダクトに反映させるノウハウを有している。

 本サービスでは、顧客課題の深い理解を基にした仮説検証および改善をスピーディーに行い、プロダクトに反映させていくことで、新規事業特有の不確実性を低減し、成功確度が高い事業へと導く。

 さらに、プロダクト開発の手法や体制をクライアントの資産として残し、プロジェクト終了後も自走できる組織をつくることで、事業の継続的成長を後押しする。

提供プラン

 新規事業のフェーズや企業の状況に応じて、次の5つのステップをカスタマイズし、最適なアプローチを提供する。

  • 事業アイデア立案
  • プロトタイプ検証
  • 実証実験(PoC)への伴走
  • サービス・プロダクトのベータ版開発
  • グロース戦略策定/実行支援

新規事業創出支援に特化した専門組織の発足について

 グッドパッチは、新規事業創出における課題解決と社会実装を実現するため、新規事業創出支援の専門組織を立ち上げた。

 対象となる市場に対し、顧客視点と事業視点を横断し、戦略・戦術に落とし込むBizDev、事業戦略をプロダクトへつなぎ込み、デザイン・開発のディレクションを行うPdM、プロダクトの価値を最大化し品質向上に導くデザイナーなど、専門性の高い人材によるチームが、「ビジネス×デザイン」のアプローチで新規事業創出に伴走する。