ゲキサカとサニーサイドアップ、共同プロジェクト「ゲキサカリサーチα」始動

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2025/02/03 15:00

 サニーサイドアップは、講談社が運営するインターネットメディア「ゲキサカ」との共同プロジェクト「ゲキサカリサーチα(アルファ)」を始動する。サニーサイドアップは、これまでも「スポーツの持つ力を再認識し、その価値を社会に伝える」ことを目的に、スポーツを活用したマーケティング施策に力を注いできた。本プロジェクトはその一環として、サッカー競技者やファン、そして部活生をはじめとしたZ世代からα世代の現役中高生の膨大なデータを活用し、商品開発やマーケティング戦略の最適化を図ることで、スポーツ業界だけでなく、多様な分野でのビジネスチャンスを創出することを目指す。

プロジェクト背景

 サッカーの世界では、大規模な試合データや消費者行動の情報が蓄積されている。しかし、それらの用途は、サッカーに関するイベントやアイテムなどの専用コンテンツ制作などに限定されていた。そのため、本プロジェクトでは、これらのデータを新たな視点で整理・分析し、サッカーおよびスポーツ業界以外でも活用できる形にすることで、企業のマーケティング戦略や商品開発を支援することを目的としている。

ゲキサカが提供する主なデータ

  • 消費行動データ:サッカー用品や関連サービスの購買傾向、時期、価格帯など、消費者行動を詳細に把握できるデータ。
  • ライフスタイルデータ:サッカー競技者やファンの日常的な嗜好、利用ブランド、生活環境など、商品やサービス開発のヒントとなるデータ。
  • 地域別統計: 地域ごとの競技参加率や購買行動、年代別の動向データ。

サニーサイドアップによるデータ活用イメージ

  • 健康食品メーカー: パフォーマンス向上商品を企画する際に各世代の運動パターンに関するデータを活用。
  • アパレルブランド: ファッションアイテムやスポーツウェアのデザインを最適化するために、サッカーを起点としたトレンド情報を活用。
  • デジタルマーケティング企業: ターゲティング広告やSEO戦略の強化のため、サッカー競技者やファンの消費行動を活用。

 「ゲキサカリサーチα」で蓄積されたデータは、購買行動、イベント参加傾向、トレーニング習慣など、多面的で具体的なデータ。スポーツ業界のみならず、データを活用した新しいビジネスチャンスを求める企業にとって最適なソリューションとなる、本プロジェクトを通じて、スポーツの枠を超えた価値を多くの企業と共有し、さらなる成長を支援していく。