大阪ガスと大阪ガスマーケティングは、両社のさまざまなデジタルサービスをひとつのIDで利用できる「DaigasID」の運用を開始。あわせて、ウェブ会員サービス「マイ大阪ガス」アプリをリニューアルし、1人ひとりのユーザーに寄り添ったコンテンツを表示する機能の拡充や、操作性・利便性をより一層向上させる改善を行う。
1.「DaigasID」運用開始、「マイ大阪ガス」アプリリニューアルの背景
エネルギー自由化や低・脱炭素化への潮流、デジタル化の進展など、Daigasグループを取り巻く事業環境は、より高度化・複雑化している。大阪ガスはこれまで、料金メニューの拡充やエネルギー機器の販売、暮らし回りのサービスなど、多様化するお客さまのライフスタイルやニーズに合わせた商材を展開してきた。
今後もユーザーに選ばれ続けるエネルギー&サービスカンパニーとして進化し続けるために、デジタル接点におけるユーザーとのコミュニケーションを高度化し、「住空間と暮らしのパートナー」として、日々の暮らしやライフイベントに応じて「最適なサービス」を「最適なタイミング」で提供することが重要だと考えている。
その第一歩として、今回、「DaigasID」の導入と、「マイ大阪ガス」アプリのリニューアルを行うことで、UXの向上を図る。
2.「DaigasID」について
大阪ガスが提供する「マイ大阪ガス」、「スマイLINK」、「スマぴこ」といった、各種デジタルサービスをひとつのアカウントでシームレスに利用できる共通ID。「DaigasID」の導入により、同じメールアドレスとパスワードで複数のサービスへのログインが可能となるため、ユーザーはサービスごとに異なるアカウントを管理する手間が省け、より快適にサービスを利用できる。「DaigasID」で利用可能なサービスは、順次拡大していく予定。

3.ウェブ会員サービス「マイ大阪ガス」アプリのリニューアルについて
「マイ大阪ガス」は2009年7月にサービスを開始し、2025年4月末時点で会員数155万件を超えるユーザーが利用している。これまで、ガス・電気の使用量や料金をウェブで手軽に確認できる機能に加え、所有ガス機器情報の確認機能やWeb手続きなどの便利機能を中心にコンテンツを充実させてきた。今回のリニューアルにより、ユーザー1人ひとりに合わせた情報を表示する「パーソナライズ機能」を拡充するほか、暮らしに役立つさまざまなサービスや情報を提供する「お役立ちタブ」や、アプリから簡単にガス機器修理などを相談できる「修理相談タブ」を新たに追加する。
今後もユーザー1人ひとりの暮らしをより快適・便利にする機能の拡充や大阪ガスの各種サービスとの連携強化を進め、ユーザーの暮らし全般を支えるアプリを目指す。
リニューアルのポイント
ユーザー1人ひとりに合わせた情報を表示する「パーソナライズ機能」の拡充
利用中の商品・サービスやユーザーの属性に合わせて、一人ひとりに便利で最適な情報が表示されるようになる。
「お役立ちタブ」と「修理相談タブ」の追加
- 「お役立ちタブ」:おトクなサービスやクーポン、暮らしのお悩みごとを解消する記事などを掲載する。
- 「修理相談タブ」:ガス機器の故障や水まわりのお困りごとなどの際に、アプリから簡単に申し込める。

Daigasグループはこれからもデジタル技術などの活用やデジタルコミュニケーションの高度化により、新たなサービスや商品の提供を進めるとともに、ユーザーの暮らしとビジネスの“さらなる進化”の役に立つ企業グループを目指していく。