ADKマーケティング・ソリューションズ(以下「ADK MS」)は、ディー・フォー・ディー・アール(以下「D4DR」)と未来の生活者の理想の暮らしから逆算し、クライアント企業の事業やブランドの未来の提供価値を共創する「未来グロースワークショップ」を共同開発した。

社会の変化が加速し、企業を取り巻く環境はますます複雑かつ予測困難になっている。それにともない、多くの企業が既存のビジネス手法を続けると未来の社会や顧客のニーズに対応できない、という課題を感じている。このような状況下で企業が持続的に成長するには、目先の課題解決にとどまらず、将来の社会や顧客の変化を捉えた上で、自社の「未来の提供価値」を主体的に構想する視点が不可欠。
そこでADK MSとD4DRは協働し、課題を解決するためのソリューションを共創することに挑戦した。その結果、未来視点を得意とするD4DRと、同社の得意とするクリエイティブ発想の知見を組み合わせ「未来グロースワークショップ」を共同で開発した。
共創型プログラム「未来グロースワークショップ」の特徴
1.バックキャスティング思考による「未来の提供価値」の創出
数年後、あるいはもっと先の未来に「こうありたい」という理想の姿を描き、その未来の姿から逆算し「今、何をすべきか」と考えることが“バックキャスティング”という思考法。この思考方法を用いることで、目の前の課題にとらわれることなく、本当に大切にすべき価値に気づくことができる。(本プロセスは、「BRAND BOOST METHOD:未来事業クリエイティブ」として昨年リリース済み)

2.成長シナリオの開発を支援する「未来グロースカード」の提供
D4DRが独自に保有する未来市場に関する知見とナレッジをもとに構築したアイディエーションツール「未来ナレッジカード」(D4DR開発)を、クライアント課題に沿ってカスタムした「未来グロースカード」を提供。D4DRの未来ナレッジによって、まだ見ぬ未来へのヒントを得ながら、ADKグループが掲げる「ファングロース戦略」を組み合わせた独自のプロセスで、まだ見ぬ未来へのヒントを得ながら、自由な発想で成長シナリオを構築することができる。


3. ADKグループとD4DRの専門性を融合した共創プロセス
生活者の気持ちや社会の動きに精通したADK MSのクリエイターやマーケターと、未来の市場や技術の動向に詳しいD4DRのコンサルタントが、各々の知見を活かし、ワークショップを進行します。参加者とともに考え、議論することで、より深く、より魅力的な”未来の提供価値”の発掘と磨き込みに伴走する。
ワークショップを実施することによって期待される価値・効果は以下の4つ。
- 将来の事業の方向性が明確になる
- 組織全体の未来志向が高まる
- 自社内で出てこなかったアイデアが生まれ、新たなビジネスチャンスの可能性を発見できる
- 外部の専門家の知見を自社に取り込める など
このワークショップを通じ、バックキャスティングで事業の未来の成長シナリオを共創することで、変化に流されず、主体的に未来を準備していくことが可能になる。
ADK MSは、今後も未来シナリオのデザインから実行までワンストップで支援し、クライアント企業の持続的な事業成長に貢献していく。