みずほ銀行、サイバーエージェントら3社、銀行データ活用したデジタル広告を提供開始

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2025/07/30 06:00

 みずほ銀行、サイバーエージェント、フライウィールの3社は、2024年1月に公表したマーケティングプラットフォーム事業の一環として、新たに「デジタル広告」の提供を開始した。これまではデジタルサイネージ広告や配送ダイレクトメールを展開していたが、今回からデジタル広告配信へと領域を拡大する。

 デジタル広告では、銀行データをもとに個人に最適化されたパーソナライズ広告を提供する仕組みを構築。独自開発のDSP(Demand-Side Platform)を活用し、次の2ルートで展開される。

みずほ銀行オウンドメディアでの配信

 みずほ銀行が保有するウェブサイトやアプリなどのオウンドメディア上で配信。初期段階では「みずほプロムナードウェブ」で広告配信を開始し、今後は「みずほポイントモール」などへと順次拡大を予定している。

外部メディアでの広告配信

 同意を得た顧客データのみを対象に、トレジャーデータのTreasure Data CDPを活用して外部メディア・広告配信プラットフォームで配信。フライウィール社の「Conata (コナタ)」を用いて共同開発した同意管理基盤を活用する。

 これにより、顧客はウェブ上で自身の興味・関心に応じた情報を受け取ることができ、広告主は、より効果的なマーケティング施策の実施が可能となる。