TUMBLEBUR(タンブルバー)は、ARで近くの友だちに絵文字を送って連絡がとれるアプリ「whynow(ワイナウ)」をリリースした。
同サービスは、アプリを起動したスマホをかざすと、アプリでつながった近くの友だちがAR画面越しで空中に浮きあがる。友だちを発見したら気軽に友だちアイコンに絵文字を送りあったり、メッセージを送ることも可能なため、さり気なく友だちを誘うことができる。
同アプリでは、AR上に徒歩15分圏内(半径1.5キロメートル)にいる友だちが表示され、AR画面を見て大体の場所がわかるようになっている。友だちアイコンをタップすることで相手に絵文字を送り、通知することができ、ひとりになりたいときは位置情報をオフできるため、場所を知られることはない。
同社の調査では、20代女性の85%が気軽に友だちをご飯に誘いづらいと回答したという。友だちと実際に会うハードルが高くなっていることに課題を感じた同社は、友達だからこそ近くにいる場合にはもっと気軽に連絡ができ、会えるきっかけになるようにと、同アプリをグローバル・サービス前提としてローンチした。
今後は、コミュニケーションをしあえる対象を広げたり、送りあえる絵文字やコミュニケーション手段の種類を増やしていく。また、街中にオブジェクトが現れたりARをより活用した楽しみかたも検討。並行して多言語対応を行い、他国でもサービスを展開していく予定。