Sun Asterisk(以下、Sun*)は、新規投資家を引受先とする第三者割当増資および金融機関からのデットファイナンスを合わせ、10億円の資金調達を実施。先日公表した農林中央金庫からの調達も含め、本ラウンドの累計調達額は20億円となる。
また本増資にあわせて各引受先企業との業務提携を進めており、随時発表していく。
本ラウンドにおける投資家(順不同)
農林中央金庫、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、Sony Innovation Fund by IGV(ソニー株式会社と大和キャピタルホールディングスが創設したInnovation Growth Ventures株式会社が運営するInnovation Growth FundⅠL.P.)、加賀電子株式会社、株式会社リバネスキャピタル、15th Rock Ventures有限責任事業組合
2019年度後半以降のデットファイナンス
みずほ銀行、三井住友銀行、商工中金、きらぼし銀行、千葉銀行、武蔵野銀行
Sun*は、2012年に創業、現在4ヵ国6都市にて1,500名以上のエンジニアやクリエイターが在籍するデジタル・クリエイティブスタジオ。「本気で課題に挑む人たちと、事業を通して社会にポジティブなアップデートを仕掛けていくこと」をミッションに、これまでスタートアップを中心として300社以上のサービスやプロダクトの創生と成長の支援をしてきた。
また、ベトナムの大学と産学連携したIT選抜コースの運営や、日本国内でのエンジニアスクールなどを通し、常時2,000名以上のテクノロジー人材の育成を行っている。
近年DX(デジタルトランスフォーメーション)市場において、デジタル技術を活用し、新たなビジネスモデルの創出や業務プロセスを変革することが必要とされている。
さまざまな企業で課題の中心に挙げられるDXは、シンプルに解釈すると既存事業、業務のデジタル化ということになるが、同社は単なる「業務の効率化」を目指すのではなく、DXに取り組むすべてのパートナーに「業務構造変革による事業の発展性」を提案し、持続的な発展こそがデジタル化の恩恵であることを追求、証明していくべきだと考えている。
これまで300社以上の事業開発を支援して来たノウハウから確立した、事業創造のメソッドと、成長を支えるサービス開発のプラットフォームによって、産業のデジタライゼーションを促進し、スタートアップとエンタープライズの垣根を越えて、新しいサービスや価値を生みだしていく事業を拡大していく。
Sun*が価値創造をするための最強のインフラとなることで、全人類が生まれた時から持っているクリエイティブへの情熱を呼び起こし「誰もが価値創造に夢中になれる世界」というビジョンの実現を目指す。
資金調達の目的
- テクノロジー人材育成プログラムの他国展開
- スタートアップの創出、投資の強化
- クリエイティブスタジオ成長基盤の強化