国立科学博物館(通称:かはく)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため現在臨時休館している。政府から外出自粛要請が出されているなか、同館では自宅でも国立科学博物館を楽しめるよう、さまざまなコンテンツの提供をはじめた。
3Ⅾビュー+VR映像の無料公開(2020年4月24日0時から配信スタート)
VR革新機構協力のもと、展示室全体を高画質画像を撮影。自宅にいながら、まるで国立科学博物館の中にいるような3Dビュー+VR映像で展示鑑賞を楽しむことができる。※3Ⅾビュー映像はPCもしくはスマートフォンのみで楽しめるが、VR映像鑑賞にはVR専用ゴーグルもしくはVRメガネが必要。
そのほかにも、かはくを自宅で楽しめるコンテンツを公開している。
かはく研究者による動画「おうちでかはく、科学に触れる時間」を配信
同館の研究者が自身の研究内容や同館の展示がさらに面白くなるポイントを動画で伝える。
企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」の解説付き動画を配信
2020年3月14日~4月12日まで開催予定だった企画展を担当研究者の解説付きの動画で紹介。
PC用壁紙カレンダーのバックナンバーを公開
同館メールマガジンで配信している、PC用カレンダー付き壁紙のバックナンバーを誰でもダウンロードできるように公開。
親と子のたんけんひろば「コンパス」のワークシートの一部を公開
主に4歳から6歳の子供と保護者を対象とした展示室「コンパス」で配布しているワークシートの一部がダウンロード可能に。