【番外編】TikTokアカウント運用がマンネリ化してきたときに「コラボ」が有用なワケ

【番外編】TikTokアカウント運用がマンネリ化してきたときに「コラボ」が有用なワケ
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 TikTokに特化したアカウントや広告運用などを担うstudio15でアカウント運用チームの責任者をつとめる畠山さんが、TikTokアカウント運用をレベルアップさせるためのノウハウを届ける本連載。第5回は「コラボ」についてです。

 これまでのTikTok運用道場では企業がアカウント運用を内製化する際に役立つ撮影技術や企画の考えかたについて触れてきましたが、今回は番外編としてコラボについてお届けします。

 TikTok運用において、クリエイター(インフルエンサー)とのコラボレーションは、アカウントの成長やブランド認知度の向上に非常に効果的な手法というだけでなく、アカウント運用の内製化に行き詰まった時に有効な手立てとなります。

 今回は、コラボの重要性や成功させるためのポイントについて解説します。

なぜコラボが効果的なのか

 まずは、コラボをすることの理由やそのメリットについて考えていきましょう。

新規フォロワーの獲得

コラボをすることで相手のフォロワーにも自社の存在を知ってもらう機会が増え、新たなフォロワー獲得につながります。

ブランドの好感度向上

ユーザーに人気なクリエイターと組むことで、ブランドの信頼性や好感度が向上します。

コンテンツの多様化

コラボにより、普段とは異なる視点やアイディアを取り入れたコンテンツを提供することができ、ユーザーの興味を集めることができます。

 昨今、企業のSNSアカウント運用は成功と失敗の明暗が分かれやすいですが、成果を出すための秘訣は「ユーザー目線に立つこと」です。そしてそれをいちばん良くわかっているとも言えるのが、ユーザーに支持されているクリエイター。そのためコラボによって、「ユーザー目線に立つことの感覚」を掴めるというメリットもあります

@tsulunos 『究極の2択』 #群馬県 #カップル #吹割の滝 #みなかみ水紀行館 #ショートドラマ #グンマーみたいだ [出演] @kyon_pei @ikemennumber1 ♬ オリジナル楽曲 - tsulunos【群馬県公式】

 群馬県の公式TikTokアカウント「tsulunos【群馬県公式】(@tsulunos)」では「きょんぺい」や「ドラマみたいだ」と2024年2月にコラボをし、総視聴回数は1,000万回再生超えを記録しています。さらに2024年11月には再び「きょんぺい」や「ドラマみたいだ」とのコラボ動画も投稿しています。