セコムは、セコム・ホームセキュリティと連携させたApple Watchを活用した「セキュリティのUX(ユーザーエクスペリエンス)向上」、および、活動量や心拍数などの「みまもり情報の活用」のふたつのサービスを開発することを発表した。
これらのサービスは、2021年6月より実証を行い、9月以降に順次提供予定となっている。
「セキュリティのUX向上」では、外出・帰宅などの際、セコムのApple Watchアプリケーションからの通知によりApple Watchをタップするだけで「セコム・ホームセキュリティ」の警戒・解除などの操作ができるようになり、便利さ・快適さが大幅に向上する。
「みまもり情報の活用」では、Apple Watchで取得した歩数、消費カロリー、運動した時間、心拍数などのデータとセコム・ホームセキュリティが検知した自宅内での生活リズムや活動量のデータを「セコムみまもりクラウド」に蓄積し、分析・可視化する。自身の健康管理に活用できるほか、遠方に住む家族の活動状況を確認して見守りに役立てることもできるという。
セコムみまもりクラウドでは、セコムのセンサー情報に加え、他社の機器から取得した情報もクラウド上で共有して、見守りや健康管理などに活用する。
なお、今回開発するサービスは、革新的・独創的なサービス創造に向けた同社とパートナーとの戦略的な協働プロジェクトのブランド「SECOM DESIGN FACTORY」から誕生したもので、Apple社からアプリケーション開発の技術的なサポートを受けている。
同連携で提供するサービスの特徴は、次のとおり。
セキュリティのUX(操作体験)向上
セコムのApple Watchアプリケーションからの通知により、Apple Watchをタップするだけでセコム・ホームセキュリティの警備モードの変更などが可能。操作キーを持つ必要がないので、外出時や帰宅時、就寝時や起床時などセコム・ホームセキュリティをより一層便利で快適に使うことができるようになる。
活動量や心拍数などの「みまもり情報の活用」
Apple Watchで取得した歩数・消費カロリー・運動した時間といった活動量や心拍数などのデータと、セコム・ホームセキュリティが検知した自宅内での生活リズムや活動量のデータを「セコムみまもりクラウド」に蓄積して分析し、可視化。自身の健康管理や、遠方に住む親族の活動状況を確認して見守りに役立てることも可能。