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GoPro、GP2プロセッサー搭載の新モデル発表　ビデオフレームレートの倍増と次世代の画質を実現

CreatorZine編集部[著]

2021/09/19 06:00

　GoProは、独自に開発した高性能GP2プロセッサーを搭載したフラッグシップモデル、HERO10 Blackを発表した。GP2によって画質とフレームレートが進化した同モデルは、5.3K 60fps、4K 120fps、2.7K 240fpsの撮影が可能に。新しいプロセッサーによって実現したHyperSmooth 4.0によって、スムーズでブレを抑えたビデオの撮影を実現する。

　同モデルの特徴である23MP写真、強化された低光量環境での撮影性能、レスポンスが向上したインターフェイスなどは、すべて新しいGP2プロセッサーによって実現された。

　同モデルはクラウドに接続可能で、GoProサブスクリプションのユーザーはカメラをチャージするだけで撮影したコンテンツを自動的にGoProクラウドアカウントへアップロードすることができる。同機能は、GoProコンテンツをオリジナル画質のまま容量無制限でクラウドにバックアップできる機能とともに、年額6,000円または月額600円のGoProサブスクリプションに加入することで利用できる。

圧倒的な画質とビデオスタビライゼーション

　同モデルに搭載されたまったく新しいGP2プロセッサーと、23.6MPの超高解像度センサーのコンビネーションにより、驚異的にリアルな画質を実現。もっとも高解像度の5.3K 60fpsはなめらかなビデオで2倍のスローモーションも可能に。その解像度は4Kビデオよりも91％、1080p HDよりも665％解像度がアップ。4K 120fps（4倍スローモーション）、2.7K 240fps（8倍スローモーション）の撮影に対応している。

　また、新しいGP2プロセッサーによってローカルトーンマッピング（LTM）と3Dノイズ低減（3DNR）を特徴とするビデオアルゴリズムが進化。低光量の環境でも細部までリアルに、美しいコントラストでの撮影が可能となった。

同モデルは、23MP写真に加えて、19.6MPの静止画を5Kの4.3ビデオから、15.8MPの静止画を5.3K 60fpsビデオから切り出すことができるので、スポーツや動きの速いアクティビティの高画質な静止画を撮影するのに最適だという。

　GoProの圧倒的に優れたカメラ内ビデオスタビライゼーション機能が、HyperSmooth4.0にアップグレード。それによって同モデルは、どんなに激しいシーンもなめらかなビデオを撮影することができる。水平維持機能ではハイスペックな撮影設定でのチルトリミットが27度から45度に拡大し、動きの激しい環境でも水平を保ち、安定したプロのようなビデオを撮影することが可能となる。