ほぼ日のアースボール、新ARコンテンツ「SDG Maps」開始 アプリかざすとSDGs目標の世界の現状を表示

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2021/11/11 12:00

 ほぼ日が販売するAR地球儀「ほぼ日のアースボール」は、専用アプリで世界の今が見える新コンテンツ『SDG Maps』をリリースした。政策研究大学院大学・田中明彦研究室が共同で制作・開発を行った。

 同コンテンツでは、国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の17の目標ごとに、SDGsへの入門としてわかりやすいテーマをひとつずつ選び、世界全体の状況がわかる地図となっている。

 SDGsは、世界すべての国の共通目標だが、目標ごとに各国の状況にはばらつきがあるのが現状となっている。各国のおかれた状況が世界的に見てどのくらい深刻なのか、目標達成可能性はどれほどあるのかを把握するためには、世界全体の状況を把握する必要があるという。

 そこで、政策研究大学院大学・田中明彦研究室では、関連する全154のデータを17の目標別に世界地図上に可視化した「SDGs地図集(2021年度版)」を作成している。そのなかから、SDGs入門としてわかりやすいテーマを目標ごとにひとつずつ・計17個選び、アースボールの球体上で見られるように。アースボールにアプリをかざすと、地球儀上で各国の状況が色分けにより可視化され、一目で現状をとらえることができる。地図ごとに、その概要や見方がわかるコラムもついているとのこと。

『SDG Maps』で見られる17のマップ

SDGsの17の目標ごとに、SDGsへの入門としてわかりやすいテーマをひとつずつ選んだ。