クリエイターエコノミーの普及・促進とその活性化に向けたさまざまなアクションを実施しているクリエイターエコノミー協会は、2022年6月7日に政府が閣議決定した、経済財政運営と改革の基本方針 2022(通称:骨太の方針)に、「クリエーターの創作活動の支援」が盛り込まれたことを発表した。
同協会では、クリエイターが活動しやすい社会環境をつくり、その自由かつ安全な活動を促進するため、政策共創プラットフォーム「PoliPoli」を運営する、株式会社PoliPoliとともに、議員勉強会などを通じ、関係各所との意見交換を重ねてきた。
今回の閣議決定をうけ、同協会では、政府や関係各所との連携を強化しながら、クリエイターが活動しやすい環境の整備や支援を続けていく。
出典:「経済財政運営と改革の基本方針 2022」(P19)より抜粋
(文化芸術・スポーツの振興)
ソフトパワーを含む我が国が誇る文化芸術資源の持続可能な活用を通じた経済・地域活性化を促進するため、統括団体等を通じた文化芸術団体・関係者の活動支援、文化芸術教育や子供の文化芸術鑑賞・体験機会の確保、クリエーターの創作活動の支援、国立文化施設や博物館の機能強化や日本博 2.0 等の「WABI」の取組を推進しつつ、インセンティブを付与した寄附を始めとする民間資金や文化DXの一層の活用等により、文化財等の保存と活用の好循環や日本の文化芸術・コンテンツの魅力の国内外への発信、グローバル展開及び地方展開の着実な支援・収益基盤の強化を推進する。これらを通じ、アート市場活性化を含め文化芸術の成長産業化を図る。これらも含めた次期文化芸術推進基本計画を本年度内に策定し、政府一体となって推進する。メディア芸術ナショナルセンターに関する構想に基づき、必要な検討を行う。