AR(拡張現実)技術のイノベーターである日本Nrealは、自社開発の3Dインタラクティブアプリケーション「Nebula」のインターフェースの一新と、コンテンツの拡充などのアップデートを行った。また、今月28日にはMac OS対応版 Nebulaもリリースする予定だという。
これらのアップデートにより、ユーザーはもう一歩進んだARの世界に触れられるようになるという。
ニューインターフェースNebula
Nebulaの機能である「ARモード」内のARスペースのインターフェースを更新した。ARはもっと空間化、パーソナライズ、ライブインタラクションであるべきだというデザインコンセプトを基に「空間無限スクリーン」を今回のインターフェースで表現し、コンテンツ情報を環状空間に表示する。アイコンは大きく、さらに横にワイドに並べられ、より一層空間を広く使用するデザインとなった。これにより、従来、人の目線が携帯電話などのデバイス画面に独占されていた常識を変えていく。
また、ペットを育てる3Dコンテンツや、首を上から下に動かしてウェブページをスクロールすることができるブラウザ機能を搭載した。
なお、今回のアップデートより個人向けのサービスを提供するため、IDとパスワードの登録が必要となるとのこと。
Mac OS対応のNebula
今までAndroidのハイエンドスマートフォンにしか対応していなかった「Nebula」のMac OS対応バージョンを新たに9月28日にリリースする。これにより、Mac PCでも同時に最大3画面のブラウザを起動することが可能になり、「Nreal Air」ひとつでマルチスクリーンを実現できるようになるほか、使用できるデバイスがさらに拡大する。Mac OS対応版のNebulaはNrealのウェブサイトにて公開を予定している。