Web3関連事業を行うBLOCKSMITH&Co.は、AI技術をより多くの人々にアクセス可能にすることを目指すBLOCKSMITH AI Labを設立した。
背景
ジェネレーティブAIの著しい進化と実用性の高さから、一般社会に急速に普及し始めている。しかし、これまでのジェネレーティブAIの使い方は業務効率化やコストダウンが目的のことが多く、「AIが人間の仕事を奪う」というネガティブな意見も多く挙がっている。
BLOCKSMITH AI Labでは、そのような不安を助長するのではなく、むしろWeb3テクノロジーとジェネレーティブAIを組み合わせることによる新たな収益機会の創出を目的としている。
AI活用のユースケースの創出が研究目標
BLOCKSMITH AI Labの研究目標は「誰でも使えるUI/UXを持つ、アプリケーションレイヤーにおけるAI活用のユースケースの創出」である。
GPT-4などの大規模言語モデル(LLM)と、DALL-E2、Stable Diffusion、MidjourneyなどのジェネレーティブAIを組み合わせ、ファインチューニングとプロンプトエンジニアリングを活用し、AI技術をより多くの人々にアクセス可能にすることを目的として、AIのアプリケーションレイヤーに関する研究開発に注力していく。Web3テクノロジーとジェネレーティブAIを組み合わせることによる新たな収益機会の創出を目指す。
なお、同社が先日発表した、ユーザー投稿型の縦型ショート動画クイズサービス「クイズでためる『QAQA(カカ)』」でもBLOCKSMITH AI Labの研究成果を導入する予定。