WebARのシステム開発を行うpalanは、容易にオリジナルアバターを作成できるサービス「Ready Player Me」と連携し、オリジナルアバター入りAR体験が作れる機能をリリースした。編集画面上で容易にオリジナルアバターを作成し、AR空間内に配置することが可能となる。
「Ready Player Me」連携機能について
AR技術の進展と普及にともない、3Dコンテンツの需要が急増している。しかし、高品質な3Dコンテンツの制作は、専門的なスキル、高性能なハードウェア、そして膨大な時間が必要となり、専門知識を持たないクリエイターにとっては大きな課題となっている。palanARユーザーからも「アバターや3Dコンテンツを手軽に作成してARに配置したい」との声が寄せられていた。
こうした要望に応えるため、palanARは「Ready Player Me」との連携機能をリリース。同連携機能を利用すれば、特別なスキルを必要とせず、オリジナルのアバターを容易に作成し、WebAR/AR体験に活用が可能。AR制作の表現力が拡大するとともに、3Dコンテンツ作成のハードルを下げる一助となることを目指す。
「Ready Player Me」のユースケース
1. 名刺や会社紹介AR
名刺や会社紹介のARに代表の方や社員の方のアバターを追加し、よりリアルで記憶に残る案内体験を作成することが可能。複数のアバターを表示できるため、チームの紹介にも利用できる。
2.プロモーション/ゲーム
有名人や生産者のアバターをオリジナルで作成し、ARとして配置することで、特定の商品やサービスのフォトプロモーション展開に利用できる。また、ARゲームの中にアバターを配置し、臨場感を高める演出も可能。
3. 案内AR
オフィスや道案内ARで、体験者が迷うポイントや、注目してほしい場所にアバターを置くことで、案内時の体験を向上させることができる。