王子ネピアは、コーポレート・タグラインを17年ぶりに刷新し、新タグライン「人と地球に、ここちいい。」を策定した。
地球環境への取り組みが大きな社会課題として取りざたされるなか、王子ホールディングスでは、「木を使うものは木を植える義務がある。」との理念のもと、「木を植え」「森を育み」「資源として適切に利用する」持続可能な森林経営を推進し、環境の負荷を抑えた持続可能なものづくりにいち早く取り組んできた。
そのなかで、王子ネピアはグループで唯一の一般消費財メーカーであり、これらの取り組みを社会に伝える担い手として、人と環境を見つめたアクションを全社一丸となって進めていきたいという思いから、新タグライン、および新ミッション・ステートメントを策定した。
王子ネピアは今後、新タグライン・ステートメントを基軸に、「人と地球に、ここちいい。」商品開発やブランドコミュニケーションを実行していく。その第1弾として、本タグラインを用いたブランドコミュニケーション活動を展開している。
新タグラインに込められた思い
「人と地球に、ここちいい。」それは、人々のくらしと地球環境に寄り添う企業を目指す、王子ネピアの約束。日々の暮らしの声に耳を傾け、知らず知らずに諦めていた小さな困りごとを解決する、ネピアらしい遊び心に溢れた商品、そして、森の力で地球環境を守る活動の両輪で「ここちいい生活」を支える企業としてのありかたをこの言葉に託した。
4月15日(月)コーポレートサイトリニューアル公開
これらのタグライン・ステートメントの策定にあわせて、同社のコーポレートサイトを全面リニューアルする。すべてのステークホルダーを対象に、ブランド起点から一貫された王子ネピアの活動を総合的に伝えるための、サイトデザイン、キービジュアル制作、コンテンツづくりに留意して制作した。
とくにサイトデザインについては、サイト全体で曲線を強調したデザインを施し、やわらかく「ここちいい」と感じてもらえるよう制作した。
新TVCM「森のnepia篇」を全国で放送開始
新タグライン「人と地球に、ここちいい」を表現した新TVCM「森のnepia篇」を制作、全国で放送を開始した。TVCMでは「環境省サステナビリティ広報大使」を務め、地球環境やSDGsに関する積極的な情報発信を行うモデル・タレントのトラウデン直美さんを起用。「森のnepia」をテーマに、同社が育んできた豊かな森の“ここちよさ”と、その森から生まれた商品の持つ“ここちよさ”をシンクロさせ、地球環境に配慮した商品づくりへの想いを表現している。
TVCMで流れる楽曲は、森山直太朗さんの楽曲「生きとし生ける物へ」を今回のテーマにあわせて本人がアレンジしたオリジナルバージョン。9年ほど前に山小屋を購入され、そこで創作活動も行う森山さん。山小屋で過ごす中で感じた森の静けさや小動物との出会いを思い浮かべながら、アレンジを考えてもらった。