ユカイ工学、武蔵野美術大学と社会人向けプロトタイピング塾「VCP for Prototyping」開講

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2024/06/25 14:00

 「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学は、2024年9月より開始される、武蔵野美術大学での社会人向けプログラム「VCP for Prototyping」を武蔵野美術大学、HEART CATCHと三者連携で立ち上げ、開講する。

妄想や違和感を起点に、新しいモノを生み出す力を培うプログラム

 AI時代、人間には独自の創造性を発揮し、具体的で実体のあるプロダクトを生み出す能力がますます求められている。また、既存の慣習や自分の外にある課題を軸にするのではなく、日常や自分の中にある違和感や妄想を軸に行動し、そのアイデアをプロダクトに具現化する学びの場を広く提供したく、本プログラムを立ち上げた。

 新規事業の担当者や起業準備中の人など、新たな一歩を踏み出すためのスキルを習得したい人に向けて、アイデアや妄想をデバイスやアプリとして形にする力を身につけ、テクノロジーとアートの融合を体感する教育プログラム。

 「VCP for Prototyping」では、武蔵野美術大学が培ってきた造形教育を基盤とした創造的思考力とテクノロジーをかけ合わせたプロトタイピングを軸にプロダクトを生み出すスキルを半年間で学べる。

 講師陣は、当社、ロボティクスカンパニーのユカイ工学 青木俊介氏(武蔵野美術大学 教授)、HEART CATCH西村真里子氏(武蔵野美術大学 客員教授)を中心に、ゲスト講師に日本総研 プリンシパル 東博暢氏など、多彩なメンバーで展開する。

 起業&新規プロジェクトを立ち上げるコツ、プロトタイピングの極意やクリエイティブロボティクスの考え方を実践者から学び、卒業展示をゴールに、レクチャー&ワークで受講者のスキルアップを支援する。テクノロジーとアートの融合を体感してもらうべく武蔵野美術大学 油絵卒 石川卓磨 准教授と、現役の武蔵野美術大学生とともに進めていく。

クリエイティブロボティクスとブリコラージュの実践

 ユカイ工学では、ロボットとは「ココロを動かす機械」である、と定義しており、見た目や触り心地、動きの生きものらしさといった「表現としてのロボティクス」に注目した製品づくりを一貫して行ってきた。また、武蔵野美術大学においては「ロボティクス演習」授業の中でも、プロトタイピングを通じて学生とともに実践している。この領域は国際的にも注目され、「Creative Robotics」と呼ばれ始めている。

 クリエイティブロボティクスは、既存の機械工学とはアプローチが違い、身近にある道具や材料を用いて自らの手でモノづくりをするブリコラージュや、試作や検証などのプロトタイピングを繰り返す中で、そばにあるだけで心癒やされたり、見ているだけで気持ちが和んだりするような、人の感性や情緒に触れる表現をいかに作り出すかが重要となってくる。それはまさにクリエイティブな感性が活かされうる領域。

 本プログラムでは、課題解決のためのモノづくりやサービス、といった思考に囚われず、クリエイティブロボティクスを体現しながら、チャレンジや学びの場を提供できればとの考え。

VCPとは

「価値創造人材育成プログラム(Value Creation Program)」は、デザイン思考やアート思考といった特定の思考法にとらわれず、武蔵野美術大学が90年以上続けてきた造形教育で得た知見を最大限活用し、多様な視点を調和・統合させることを通じて、新たな関係性を⾒いだすPBL型プログラム。プログラムを通して、新規事業を創出するための視点や考え方、行動を起こす方法を体得することが可能となる。

 本プログラムは、学校教育法第105 条及び学校教育法施行規則第164条の定めによる「履修証明プログラム」。

実施概要

  • 履修者募集期間:2024年6月24日(月)~7月31日(水)23:59
  • プログラム実施期間:2024年9月14日(土)〜2025年3月8日(土)
  • 会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(162-0843 東京都新宿区市谷田町1-4)