Graffityは、松竹と、Apple Vision Pro向けの新感覚アクアリウム創作ゲーム『Craftrium』(クラフトリウム)を全世界同時リリースする。
本ゲームでは、ユーザーが自分だけのアクアリウムを創り、さまざまな魚を発見・集める楽しさを体験できる。さらに、そのアクアリウムをワークスペースに飾ることで、デジタル空間に彩りを加え、特別な空間をを実現。本ゲームを通じて、Apple Vision Proを活用したワークスペースの新しい活用方法を提案する。
背景
Apple Vision Proは、発売当初から「仕事で利用できるデバイス」として位置づけられ、クリエイターやビジネスパーソンから注目を集めてきた。そのなかで、「ワークスペースで利用できるユースケース」の提案が今後の発展において重要視されている。
このような背景のなか、Graffityと松竹は、Apple Vision Proの特性を活かし、ワークスペースを自分だけのアクアリウムで彩る空間ゲーム「Craftrium」を開発した。このゲームは、デジタル時代の働きかたに新しい価値を提供するのと同時に、空間コンピューティングが普及した未来のワークスペースの可能性を広げることを目指している。
両社の役割
Graffityは、Apple Vision Pro向けの開発で培った高度なAR技術を持ち、これまで空間ゲーム2作品のリリースや、ハンドジェスチャー技術を活用したツール開発、大手企業との共同プロジェクトを推進してきた。これらの経験をもとに、「Craftrium」では、Apple Vision Proの高い解像度と空間認識技術を活用した、実在感のあるデジタルアクアリウムを提供していく。
一方で、松竹は、映画や舞台で培った知見や、ゲーム事業での実績を「Craftrium」に応用する。Graffityとともにターゲットユーザーに響くコンテンツ設計やグローバル展開戦略を推進していく。
空間ゲーム『Craftrium』について
『Craftrium』は、さまざまなアイテムから自分だけのアクアリウムを創り、さまざまな魚を発見・集めるゲーム。Apple Vision Proを活用し、自分だけのアクアリウムをワークスペースに飾ることで、デジタル空間に彩りを加え、特別な空間を実現する。
「Craftrium」の特徴
ワークスペースに飾れるデジタルアクアリウム
水換え不要で、アプリを起動するだけで容易にアクアリウムを飾り、楽しむことができる。
自由なデザインで個性的な空間演出
さまざまなアイテムや魚を配置して自分だけのアクアリウムを創れる。現実では実現が難しいレイアウトにも挑戦できる。
魚を集めてコレクションを楽しむ
特定のレイアウトやアイテムの組み合わせで、新しい魚が出現し、図鑑に登録できる。
没入感を楽しめる「Immersiveモード」
部屋全体をアクアリウム空間に変え、まるで水中にいるかのような体験ができるImeersiveモードを搭載。
今後の展望
まずは「Craftrium」をグローバルに展開し、Apple Vision Proのワークスペースで利用できるユースケースの確立を目指していく。ゲームとしての魅力を追求しながら、完成したアクアリウムをワークスペースや生活空間に取り入れる体験を広め、ユーザーの新しいライフスタイルの一部として定着させることを目指す。
また、最先端技術を活用した空間ゲーム開発を継続し、グローバルに展開することで、日本のゲーム産業をさらに盛り上げていきたいとの考え。この取り組みを通じて、国内外での競争力を高め、業界全体の成長に貢献していく。