セガXDは、ゲーミフィケーションの発展と普及を目指す「ゲーミフィケーション研究所」を発足した。
その第1弾として、東京学芸大学と手を組み、教育現場の課題解決を目指す「教育現場のためのゲームフル イノベーション Project」をスタートする。
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ゲーミフィケーションとは、ゲームのメカニズムやゲームのデザイン要素を非ゲーム分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高め、ロイヤリティーを強化し、その行動に影響を及ぼすこと。「ゲーミフィケーション研究所」では、ゲーミフィケーションが持つより本質的な価値である「内発的動機付け」に着目して、「ついやってしまう」「ついやりたくなってしまう」人間の特性や手法、体験設計などを研究し、研究成果を発信していくことで「ゲーミフィケーション」の普及を目指していく。
本研究所の研究テーマ第1弾は、東京学芸大学と連携して実施する「教育現場のためのゲームフル イノベーション Project」。同プロジェクトでは、学校現場を取り巻く環境、とくに教員同士、保護者や学外関係者とのコミュニケーションを軸に、現場教員の課題感や求めていることを探り、ゲーミフィケーションを中心に仕事環境をより良くすることを目指す。
なお、本研究所は、発足時はセガXDの任意団体として設立するが、ゆくゆくは第三者的な団体となることを目指している。
同研究所の主な活動
- 研究:ゲーミフィケーションの体系化とテーマ研究の実施
- 調査:市場および意識調査を通じた活用実態の把握
- 検証:ゲーミフィケーション活用による効果と有用性の検証
- 発信:研究・調査・検証の結果の発信、普及活動