カヤック、簡単にAIを作れる定額制AI生成ツール「MANUFACIA」のUIを開発

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2019/06/18 16:00

 カヤックは、製造業向けにAIのサービスを展開するクロスコンパスが発売する、定額制AI生成ツール「MANUFACIA」(以下、マニュファシア)のUIデザインおよびフロントエンドの開発した。

 マニュファシアは、製造業のユーザーを中心に、現場で起こる予知保全やプロセス異常検知等の業務課題解決に、ユーザー自らAIを生成し活用できるソフトウェアである。専門的な知識や技術が十分になくても簡単にAI生成ができるよう、アプリを操作するように直感的に操作できるユーザーフレンドリーなUIデザインを目指した。

 カヤックは、ゲームアプリ開発や広告制作などで培った知見を活かして、AIへの難解なイメージを払拭し、クロスコンパスが掲げる「AI Closer to You」の実現に寄与していく。

 UIデザインの主な特徴は下記のとおり。

キャッチーなアイコン

機械学習プロジェクトの難解なイメージを払拭する、視覚的に簡易なアイコンを使用しています。たとえば、プロジェクトタイプを選択する画面では、文字だけではイメージしにくい「教師あり学習」「教師なし学習」を、アイコンを使うことで簡単に選択することができる。

グラフでわかりやすく可視化

複雑になりがちな、大量のデータをグラフなどで可視化し、専門知識がなくても見やすく、わかりやすくした。たとえば、学習に必要となるデータ群の選択や分類画面では、データに付与された情報の割合や全体の数が、一目で把握できるデザインになっている。

インタラクティブな操作で意思決定が可能

ユーザーが判断しやすいように配色やレイアウト、文字の大きさを工夫し、またユーザーが簡単に操作できるインタラクティブなグラフを導入。たとえば、精度の高いAIを選択するためには、正解率をはじめとした統計データを直感的に判断できるUIにし、さらに、判定基準のしきい値を操作することで、ユーザー自らがAIの精度を簡単に改善することができる。