TikTokでバズるには? 簡単テクニックや人気ジャンルを解説

TikTokでバズるには? 簡単テクニックや人気ジャンルを解説
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2022/02/23 00:00

 TikTokでバズるためには、どうすればいいのでしょうか。誰でも簡単にできるバズりテクニックと、TikTokでバズりやすいおすすめジャンルについて紹介します。

 ショートムービーを投稿できるアプリ「TikTok」は、今や若い世代を中心に絶大な人気を集めています。TikTokユーザーの中には「TikTokでバズらせたいが、なかなかうまくいかない」「バズる方法を知りたい」と悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。

 この記事では、TikTokでバズるための10個の超簡単テクニックと、バズりやすいおすすめのジャンルをピックアップして解説します。TikTokの特徴とともに、TikTokでバズるための効果的な方法を押さえておきましょう。

そもそもTikTokとは?

TikTok logo

 初めに、TikTokとはどういうものか、簡単にご紹介しましょう。TikTokは、15~60秒の短い動画を視聴したり、撮影および編集・加工をしたりするアプリです。2012年に創業した中国企業のByteDance社が運営しており、現在は世界中に広がっています。

 TikTokの大きな特徴は、曲やエフェクトをつける、文字を入れるといった編集・加工が簡単なことです。YouTubeで動画をアップする場合は、録画機材や編集ソフトなど、技術面のハードルがやや高くなってしまうことが多いといえます。しかし、TikTokなら、アプリ内の機能のみで、それなりにクオリティの高い動画を作成できます。

 また、TikTok と聞くと、「メインユーザーは10代など若い世代」と想像する人が多いですが、最近では、もう少し上の世代にも利用者層が広がりつつあります。

TikTokでバズるためには?

ソーシャルメディアを楽しむ女性

 TikTokには、運営サイドで各ユーザーの嗜好性に合った動画や再生数が多い動画などを厳選して掲載している、「おすすめ」と呼ばれる機能があります。TikTokでバズるためには、このおすすめに掲載されることが重要となります。なぜなら、ほとんどのユーザーがおすすめをチェックしているため、不特定多数の人に動画を閲覧させることができるからです。

 また、おすすめに掲載される基準としては、「いいね数、コメント数が多い」「シェア率が高い」「視聴されている時間が長い」「利用者がよく見ているジャンル」「TikTokを開いたタイミングで投稿された動画」などがあるといわれています。

 そのため、おすすめに掲載されるコツとしては、「トレンド」をチェックして流行っているコンテンツを作成することが第一であるといえます。トレンドで人気上昇中のハッシュタグを見て、ユーザーに求められている動画の傾向をつかんでみましょう。

TikTokでバズるための超簡単バズりテクニック10選

10を飾るバルーン

 何をどう工夫すれば、TikTokでバズることができるのでしょうか。続いては、誰でも簡単にできるバズりテクニックを10個ご紹介します。

1.開始1秒未満で興味を持たせる

 TikTokは、とにかく出だしが勝負です。ユーザーは、パッと見て「おもしろくなさそう」と思うと、すぐに別の動画へと移ってしまいます。TikTokのインターフェースは、0.5秒程度で次の動画が再生されるほど高速です。そのため、開始1秒未満で視聴者を惹きつけ、興味を持たせなければなりません。

2.情報量の多い動画にする

 情報量の多い動画とは、「1回見ただけでは情報を全部つかめず、再度見たくなるようなコンテンツ」のことを指します。例えば、人物の後ろにユーザーの興味を惹くもの、思わずリアクションしたくなるようなものが置いてあると、「これは何だ?」と繰り返し再生してしまうのです。ほかにも、変わった場所で撮影したり、今流行っているアニメのグッズを背景に置いてみたりするなど、本題とは関係ない部分も工夫してみましょう。

3.ハッシュタグは4~6個設定する

 トレンドや内容に関連するハッシュタグを入れることで、検索にヒットしやすくなります。ハッシュタグの数については諸説あるようですが、4~6個くらいが適度な数でしょう。必ずしも多ければ良いというわけではなく、多すぎるとむしろ動画の邪魔になり、見にくくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

4.流行しているハッシュタグを入れる

 ハッシュタグは、トレンドを見て流行っているものを入れてください。ただし、トレンドの内容はすぐに更新されていくため、なるべく早めに動画をアップしましょう。人気のハッシュタグをつけても、流行に乗り遅れてしまっては意味がありません。

5.目を引くタイトルや説明文を入れる

 TikTokでは、短い文字数で動画のタイトルや説明文を入れることができます。ほとんどのユーザーは、まず動画を見て、その直後にタイトルや説明文を読むでしょう。「もっと知りたい人はプロフィールへ」と入れておけば、ほかの動画の再生やフォローへとつながるかもしれません。

6.プロフィールは充実させておく

 TikTokユーザーの行動は、「動画を見る→興味を持つ→タイトルや説明文を見る→プロフィールを確認する」という流れが一般的です。ですから、プロフィールは普段どんな動画を投稿しているか、どういう人なのかといったことを知ってもらうための場所として、情報を充実させておきましょう。

7.10~20代にウケる内容にする

 TikTokユーザーの年齢層は拡大しつつあるものの、やはりメインは10~20代です。若い世代のあいだで流行っている曲を使用するなど、10~20代のユーザーの心をつかむことを意識しましょう。

8.コメントやDMはすべて返す

 TikTokで重要な指標のひとつは、自分のフォロワー数です。フォロワーを増やせば、これから投稿する動画の再生回数を伸ばすことができ、バズることにつながります。フォロワー数を増やすためにも、コメントやDMには必ず返信して、積極的にコミュニケーションをとりましょう。

9.継続的に投稿する

 「再生回数があまり延びない」「フォロワーが増えない」といった理由で投稿の頻度が落ちてしまったり、投稿を放棄してしまったりするユーザーも少なくありません。しかし、すぐにバズらなくても、継続すれば徐々にフォロワーが増えていくはずです。投稿内容を変えながら、継続的にチャレンジしましょう。

10.投稿時間を統一する

 TikTokでバズるためには、投稿する時間を統一することも重要です。同じ時間に投稿すれば、前回見てくれたユーザーが再び見てくれたり、ファンが増えたりして、バズることにつながるでしょう。 また、ユーザーが多く、アクセス数が伸びる時間帯も意識してください。バズりやすい時間帯は、朝の通勤・通学時間である7〜9時と、帰宅時間および帰宅後の18〜22時です。

TikTokでバズりやすいおすすめジャンルとは?

犬と動画を見る女性

 TikTokには、さまざまな動画がアップされています。では、どんなジャンルの動画がバズりやすいのでしょうか。TikTokの中で比較的バズりやすいジャンルを5つご紹介します。

インフルエンサーに多い「かわいい系」「イケメン系」

 かわいい系やセクシー系、カッコいい系、イケメン系の動画は人気があります。ビジュアルに特化した人物の動画は、多くの人が見たいと思うジャンルでしょう。個人のファンを獲得しやすいため、インフルエンサーを目指している人におすすめです。

赤ちゃんやペットなどの「癒やし系」

 かわいい赤ちゃんやペットなど、癒やし系のジャンルは、固定ファンがつきやすいです。また、癒やし要素だけでなく、赤ちゃんやペットなどがおもしろい行動をしている動画であれば、クスッと笑える楽しいコンテンツにもなるでしょう。

ツッコミたくなる「ネタ系」「おもしろ系」

 ネタ系やおもしろ系も、多くの人から愛されているジャンルです。おもしろ系のコンテンツは固定ファンがつきやすいので、認知が広がればバズる可能性もあるでしょう。ただし、動画作成にはセンスが問われる部分もあります。

最後まで見たくなる「おすすめ系」「ランキング系」

 おすすめ系、ランキング系も、バズりやすいジャンルのひとつです。バズる理由としては、「幅広いユーザーにウケる」「気になって最後まで見たくなる」「時間の収まりが良い」といったことが挙げられます。さまざまな分野に対応できるので、ネタ切れが起こりにくいというメリットもあります。

いいね!や拡散数を伸ばせる「すごい特技披露系」

 他人に自慢できる特技があるなら、それもTikTokの動画にしてみましょう。特技を披露することによって見ている人の好奇心を刺激し、その動画がバズるコンテンツになるかもしれません。また、動画を見たユーザーが、「自分もまねしてみたい」となると、何度も見返すことから再生回数アップにつながりやすいジャンルであるといえます。

TikTokでバズるには、ユーザーの特性や好みに合わせることが必要不可欠

スマホでコンサートをみる

 TikTokでバズるためのテクニックや時間帯、バズりやすいジャンルについて解説しました。

 戦略を考えず思いつきで動画を投稿しても、おそらくバズる可能性は低いでしょう。TikTokでバズるためには、ユーザーの特性やユーザーに好まれやすい内容を意識しなければなりません。バズる動画の傾向をつかむとともに、ユーザーと丁寧なコミュニケーションをとることも忘れないようにしましょう。