インスタライブは集客に使える?
インスタライブは、写真や文章では伝えにくい配信者や商品の細部、魅力が伝わりやすくなります。例えば、商品紹介や新作発表のときにインスタライブを活用すれば、実際に商品を使って見せたり、写真では伝えにくい部分を見せたりできるため、視聴者の購買意欲を高められるでしょう。
また、インスタライブに備わっているさまざまな機能を使って視聴者とコミュニケーションをとりながら配信することで接点が増え、より一層配信者や商品のことを好きになってもらいやすくなります。
まだ知名度が低いクリエイターでも、他クリエイターとコラボ配信して新たな層にアプローチしたり、こまめにインスタライブを行ったりして視聴者と距離を縮めておくことで、ファンが増え集客に繋がるでしょう。
【基本】インスタライブの配信方法
インスタライブを行うのに特別な撮影機材は必要なく、スマホさえあれば配信可能です。ここでは、基本のインスタライブの配信方法を紹介します。
インスタライブを始める
Instagramを開き、フィード画面の「+」をタップし、「ライブ」を選択します。そうすると撮影モードになるので、画面下中央にある配信ボタンをタップしましょう。配信ボタンをタップしたら、すぐにインスタライブがスタートします。
いきなりインスタライブを開始するのは緊張するという場合は、画面左の「共有範囲」をタップし、「練習」を選択しましょう。
インスタライブを終了する
インスタライブを終了するときは、画面右上の「×」をタップし、「今すぐ終了」を選択します。終了したインスタライブは保存するか破棄するかを選択できます。
今回のインスタライブを分析して次に活かしたい、アーガイブとしてフィードに投稿したいといった場合は、「ライブアーガイブで見る」をタップし、該当するインスタライブを選択してから「ダウンロード」をタップしましょう。
動画を保存しない場合は「動画を破棄」をタップして終了です。
覚えておきたいインスタライブの主な機能
インスタライブには、便利な機能が充実しています。ここでは、インスタライブの主な機能を紹介します。
コメント
インスタライブでは、視聴者が自由にコメントを書き込めます。コメントは配信画面の左下に表示されるため、配信者はもちろんのこと、ほかの視聴者も見られるようになっています。
コメントは配信者と視聴者が直接やり取りできる機能なので、積極的に活用して距離を縮めるといいでしょう。
質問「Q&A」
質問「Q&A」は、視聴者が質問をして、配信者が答えられる機能です。質問をしたい場合は、右上にある「Q&A」をタップして質問内容を入力しましょう。
質問は、質問を送信した本人と配信者のみが見られますが、配信者が質問を共有することで、視聴者全員に質問内容を公開することもできます。ただし、質問を共有すると質問者のユーザーIDも一緒に公開されてしまうため、要注意です。質問を共有したい場合は、質問者に共有していいか聞いてから行いましょう。
コラボ
コラボは、特定のフォロワーと一緒にインスタライブができる機能です。コラボ配信を行うと、コラボ相手のフォロワーもインスタライブを視聴してくれるため、視聴者数が増えるだけでなく、多様な層へのアプローチができます。
画像・動画のシェア
インスタライブ中に、画像や動画を表示させることも可能です。画面右上のマークをタップし、共有したい画像を選ぶと、ライブ配信画面にその画像が大きく掲載されます。
ただし、共有できる画像・動画は1つまでです。
エフェクト
インスタライブには、配信画面を手軽に演出できるエフェクト機能も付いています。エフェクトは、画面右下の配信開始マークの横にあるので、スワイプして好きなエフェクトを選ぶといいでしょう。
カメラの切り替え
インスタライブでは、画面右のカメラ切り替えマークから、インカメラやアウトカメラに切り替えることも可能です。商品を映しながらライブ配信を行いたいときはアウトカメラに、自分の顔を映してライブ配信を行いたいときはインカメラに、というように使い分けるといいでしょう。
インスタライブの視聴者を増やすコツ
インスタライブを行うなら、視聴者を増やして自分や商品のことをもっと知ってもらいたいところです。ここでは、視聴者が増えるインスタライブのコツを紹介します。
配信内容をまとめておく
人前で話すことに慣れていない場合、ぶっつけ本番でインスタライブをしても何を話していいのかわからなくなってしまい、伝えたいことがうまく言い表せない可能性が高くなりす。
そのため、インスタライブを始める前に伝えたいことや、話す順番などを決めてメモにまとめる準備をして、本番はそのメモを見ながら話を進めていくとスムーズにできるでしょう。
配信をストーリーズやフィード投稿で告知しておく
インスタライブをいきなり始めても、なかなか視聴者は集まりません。インスタライブを行う数日前に、フィード投稿やストーリーズで告知をしておくと、ユーザーが予定をおさえられるため、視聴者数が増えます。
告知では、日時や配信内容を記載しておきましょう。
配信終了後に分析・改善を行う
インスタライブをただ配信して終わりでは、視聴者数は伸びていきません。
インスタライブを終えた後は、視聴者の反応や質問内容などを分析し、改善するところがあれば改善しましょう。地道な作業ではありますが、分析・改善を繰り返すことでインスタライブのクオリティが上がり、視聴者に「参加していて楽しい配信」と思ってもらえるようになります。
配信動画をフィード投稿に残しておく
インスタライブはアーガイブとしてフィード投稿に残しておくと、ライブ配信を見逃した人やもう一度見たいという人が後から見返せます。配信内容が多くの人の興味を引くものだった場合、フィード投稿に残しておけば、多くの人の目にとまり、次回のインスタライブの視聴者数やフォロワー数の増加に繋がる可能性も高くなるでしょう。
インスタライブの視聴者数が多くてもファンが増えなきゃ意味がない
インスタライブの視聴者数を増やすことは、自分や自分の商品を周知できるためにとても大切ですが、ただの視聴者ではなく「ファン」になってもらわないと収益化には繋がりません。自分の商品を買ってもらうためには、最初はあなたのことに少し興味があった程度の視聴者を、インスタライブはもちろん日々のフィード投稿、ストーリーズなどで徐々に「濃いファン」にしていく必要があるのです。
インスタライブでファンを増やすには、視聴者への誠実な対応が大切です。視聴者からのコメントには丁寧に返答する、発言内容に気をつけるといったことを心がけて、コツコツとファンを増やしていくことで、収益化にも繋がるでしょう。