こんにちは!SmartBankのCXOをしているtakejuneです。
私たちは、B/43というVisaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった「家計簿プリカ」という新しいジャンルのサービスを運営しています。第3回では「インハウスデザイナーのNotion活用術」をテーマに、弊社でのNotion活用事例を紹介します。
スマートバンクにおけるNotionの立ち位置
スマートバンクではNotionを「ストック情報共有ツール」「プロジェクト管理ツール」「静的ページ生成ツール」の3つの用途で利用しています。
今回は「ストック情報共有ツール」「プロジェクト管理ツール」の用途について、具体的な使いかたや便利な活用方法を紹介します。(「静的ページ生成ツール」としてのNotionの活用法については第5回でお伝えしますのでお楽しみに!)
インハウスデザイナーのNotion活用術というタイトルではありますが、ほとんどが職種を問わずに活用できる内容なので、ぜひご覧いただければ嬉しいです。
ストック情報共有ツールとしてのNotion
多くの会社がそうであるように、スマートバンクではNotionをストック情報の共有のために使い始めました。はじめに、スマートバンクではどのように情報の階層構造を作っているかを紹介します。
スマートバンクでの情報の階層構造について
私たちは、情報を「General」というひとつのチームスペースにすべて集約する形で管理しています。そして、その直下の第一階層には3つのディレクトリのみが置かれています。 これは、情報探索の入り口を絞り、ファインダビリティを高める意図があります。
この3つのディレクトリは、次のような階層を持っています。
B/43(事業)ディレクトリ
もっとも情報量が多いのが、事業やプロダクトに関するディレクトリです。おもに次のような情報が置かれています。
- プロジェクト管理
- 議事録
- 業務マニュアル・ガイドライン
後述する職種別のディレクトリもここに含まれています。
コーポレートディレクトリ
事業とは別にコーポレート関連のディレクトリを作成しています。総務・労務・法務などから伝えたい情報がまとまっています。
- 会社の基本情報
- 社内制度
- 社内規定・手続き
- 働きかた
メモ(個人ディレクトリ)
個々人のホームページのようなディレクトリもあります。これは、特定の情報を配置するような決まったスペースではなく、自由なスペースです。多くの人が、自分のタスクを見える化したり、ブログのように個人的な文章をオープンに公開しています。
このようなディレクトリ構造を、ドラッグアンドドロップでかんたんに編集できることがNotionの最大の魅力だと思っています。