TikTok、アニメ業界と広く連携しアニメ産業の持続的発展を支援する取り組みを開始

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2024/05/30 13:00

 ショートムービープラットフォーム「TikTok」は、日本アニメフィルム文化連盟(以下:NAFCA)をはじめとするアニメ業界と連携し、業界全体のさらなる活性化を支援する取り組みを開始する。

背景

 日本動画協会によると、2022年の日本のアニメ産業市場は2兆9,277億円(前年比106.8%)を記録し、史上最高値を更新(2023年12月14日発行 日本動画協会「アニメ産業レポート2023」参照)。日本のアニメは海外でも多大な人気を博し、国を象徴する文化のひとつとして最大規模の輸出産業となっている。一方で、業界を支えるアニメーターの人材不足や、育成システムの薄弱性などの課題が多く存在しており、日本を代表する文化となったアニメ産業の持続的発展が危機にさらされている。

TikTokの取り組み

 TikTokはこれまでも新型コロナウイルス感染症拡大により中止になった花火大会をTikTokでオンライン開催したり、能楽協会と連携して、若年層を中心とした能楽の人気向上に取り組むなど、日本の伝統文化の活性化に寄与してきた。

 今回、日本を代表する現代文化であるアニメ文化の発展を支援する取り組みとして、TikTok JapanからNAFCAへの寄付をはじめとした、アニメ業界への支援を開始。今後も、アニメーター育成のための「アニメータースキル検定」の支援や、アニメ制作スタジオの魅力を伝える動画の発信や、クリエイティブなアニメーターの仕事の楽しさを伝えるTikTok LIVE配信などのサポートを通じて、アニメ産業の持続的発展を支援していく。