GMOペパボ、VTuberなどの配信画面を簡単に作成できるサービス「Alive Studio byGMOペパボ」の提供を開始

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2024/10/09 13:00

 GMOペパボは、VTuber向け素材制作チーム「うさねこメモリー」を運営するMemorynator協力のもと、VTuber向け配信画面作成サービス「Alive Studio byGMOペパボ」を提供開始した。同サービスでは、800点以上の素材を使い放題で利用できる。

 「Alive Studio byGMOペパボ」を利用することで、VTuberなどの配信者は、コストや手間を削減しながら、商用利用可能な素材を使用したクオリティの高い配信動画が作成できる。

 また、サービスリリースを記念して、劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』とのコラボレーションや、利用料金無料キャンペーンを実施するほか、ユーザーからのリクエストに応じたアップデート企画も行う予定。

「Alive Studio byGMOペパボ」提供の背景

 動画およびライブ配信はクリエイターにとって重要な表現手段となっており、その需要は急速に拡大している。2023年の国内ライブストリーミング市場規模は5,345億円に達しており、2030年には2.5兆円に達すると予測されている。

 昨今では、アバターに声をのせて配信を行うVTuberの人気も高まっており、バーチャル空間を活用したライブ配信の需要は今後も伸張していくと考えられる。

 GMOペパボでは、「人類のアウトプットを増やす」というミッションのもと、表現活動(アウトプット)のハードルを下げ、クリエイターを支援するサービスを多数提供している。2024年9月には配信支援事業に参入し、動画・ライブ配信のハードルを下げるためのプロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」を始動した。

 一方、「うさねこメモリー」は、VTuber向け素材制作・販売サイトの運営のほか、Live2Dモデルやオリジナルキャラクターの制作などを行うクリエイター集団。イラストやキャラクターを通して、ユーザーの自己表現や自己実現の機会を提供することを理念に掲げており、これまでもさまざまな表現者の活動を支援している。

 今回GMOペパボの「Alive Project byGMOペパボ」の第一弾サービスとして、配信画面作成にかかるコストや手間を削減し、クリエイターによるクオリティの高い動画配信活動を支援するため、「うさねこメモリー」協力のもと、「Alive Studio byGMOペパボ」を提供することとなった。

「Alive Studio byGMOペパボ」について

 「Alive Studio byGMOペパボ」は、VTuberやAITuber向けの配信画面を、豊富な素材を使い放題で簡単に作成できるサービス。

特徴1:動画録画・配信ソフト上で、配信画面を簡単に作成可能

 これまで、動画録画・配信ソフト上での配信画面の作成には、1つひとつの素材をアップロードした上で、それぞれを組み合わせて配信画面を作る必要があり、クオリティの高い配信画面を作成するには技術力や手間が必要であった。

 「Alive Studio byGMOペパボ」は、動画録画・配信ソフトと連携(※)し、ユーザーは、「Alive Studio byGMOペパボ」上で素材を切り替えることで、動画録画・配信ソフト上にリアルタイムで簡単に自分好みの配信画面を作ることができる。また、動画録画・配信ソフト上でアバターを表示しながら配信画面を作ることができるので、実際の配信を想定しながら画面の作成ができる。なお、本技術については現在、特許を出願中。

※:現在は、フリー・オープンなストリーミング配信・録画ソフトウェア「OBS Studio」のみ連携が可能で、今後連携可能なソフトを追加していく予定。

特徴2:「うさねこメモリー」提供の素材が定額で使い放題

 「Alive Studio byGMOペパボ」で使用できる素材は、すべて「うさねこメモリー」が制作したもの。「うさねこメモリー」制作の素材は、有名事務所に所属するVTuberへの提供実績もある高いクオリティと、種類の豊富さが特徴で、VTuberはキャラクターや配信内容に合ったさまざまな配信画面を作ることができる。

 ユーザーは、「Alive Studio byGMOペパボ」で提供されている800点以上の素材を定額で自由に利用できる。そのため、素材を購入したものの、イメージに合わず使用せずにコストだけかかってしまうなどのリスクがない。なお、素材は順次追加される予定。

 また、「Alive Studio byGMOペパボ」上の素材はすべて商用利用が可能なため、素材ごとに確認や許可取りを行う必要もない。