助太刀がECサービス「助太刀ストア」を開設 アプリのカメラとチャット機能で電動工具の修理依頼が可能に

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2020/02/25 10:15

 12万人を超える登録ユーザーを抱える、建設業界に従事する人たちを支えるマッチングプラットフォーム「助太刀」を運営する株式会社助太刀は、「助太刀」アプリから、カメラとチャット機能のみでカンタンに工具の修理依頼ができる「助太刀ストア」サービスを開始した。

 また助太刀ストアは今後は修理以外にも材料や工具の販売、建機のリースなど現場で必要とされるモノを現場から注文できて、現場に直接届くサービス「助太刀ストア」を順次サービス拡充していく予定。

 同社は「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションを掲げ、あらゆる面でICT化が遅れている建設業界で、さまざまなサービスをワンストップで利用できるプラットフォームを提供することで「建設現場を魅力ある職場に」していくことを目指している。

 これまで建設現場で働く職人や工事会社向けにマッチングアプリを主とし、工事代金をセブン銀行ATMで即日受け取れるフィンテック事業の「助太刀Pay」や、工事代金をチャージして利用できる「助太刀カード」などのサービスを展開。サービス開始から約2年で、これらのサービスを利用する登録ユーザーは12万人を超えている。

 このプラットフォームを活用してこ今回、現場で働く人たちにとって、さらなる利便性向上を目的にECサービス「助太刀ストア」の第1弾として「工具修理サービス」の提供を開始する。

修理サービス提供の背景

近年、ECやホームセンターなど、電動工具の販売チャネルが多様化しており、どこでも購入できるようになった一方、修理は主に購入店でのみ受け付けていることから、アフターサービスが業界全体の課題となっている。

助太刀アプリで修理サービスを利用することで、購入店に持ち込まなくてもアプリで手軽に修理申し込みが完了し、現場や希望の場所まで引き取りにいくため、自身で発送する手間が省ける。

利用手順

STEP1:チャットで依頼

助太刀アプリ内の助太刀ストアから、チャットの質問に答えて依頼。1~2営業日で修理が可能かどうか回答される。※依頼の際は製品型番の情報が必要となる。

STEP2:工具の回収と見積もり

依頼が完了すると、指定の場所・日時に運送会社が不具合品を引き取りにいく。工具が工場に到着したら見積りが提出される。※梱包は事前にユーザーが行う。

STEP3:支払い、修理開始

助太刀アプリ内で支払い情報を確認した後、クレジットカード決済、または、指定の銀行口座に振り込みを行う。支払いの確認後、修理作業が開始される。

STEP4:指定の場所へ返送

修理の完了を、助太刀アプリ内のメッセージで通知。アプリ内で返送先を入力したら、指定の日時・場所に返送される。