「すべて自分でやりたい」 受託制作やフリーを経てBizerにたどり着いたデザイナーの今

「すべて自分でやりたい」 受託制作やフリーを経てBizerにたどり着いたデザイナーの今
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2020/07/29 08:00

 総務、人事、経理、総務といったバックオフィスに関するすべての業務を一括で管理するためのプラットフォーム「Bizer team」。運営・開発を行うBizerの社員数は業務委託をふくめ10名ほどと少人数ながら、現在は250社以上がサービスを導入している。そんなBizerにデザイナーとして所属しているのは、今回取材をした中西祐介さんひとり。HTMLやCSSなどマークアップまでを担うこともあり、ディレクターという役割がいないBizerにおいて、プロダクトマネージャーとエンジニアの橋渡し役とも言えるだろう。そんな中西さんがBtoBのサービスを扱う事業会社へ加わった理由や、普段デザインをするうえで心がけていることなどについて話を聞いた。

Bizer入社の決め手は、事業会社・人・裁量

――まずは、中西さんのご経歴から教えていただけますか?

最初はDTPデザイナーとしてチラシやリーフレットの制作を行っていたのですが、働いているうちにウェブに未来を感じるようになりました。そこで、仕事をしながらウェブのデザインを学ぶ学校に通っていたのですが、学校の先生が働いている制作会社で働かないかと声をかけてもらったのが、ウェブの世界へ移行したきっかけです。

そのあとはおよそ9年間、広告代理店経由の受託制作を2社で携わりました。ですが、代理店経由の仕事だと納期がきっちりと決められていたり、デザインやコードをかいてもPDCAが回せないまま納品するといった仕事が多く、ジレンマを感じることが徐々に増えていきました。そこで受託制作以外の世界も経験してみたいという思いから、フリーランスに転向し、スタートアップのサポートを行うようになりました。

そのなかのひとつが、現在所属しているBizerです。2年半ほどは業務委託という形で関わっていたのですが、2018年10月に社員として入社しました。加わった理由は、サービスを自分たちで開発・運営している会社なのでコードやデザインをしっかり改善できること、人に魅力を感じたことなどいろいろありますが、いちばん大きかったのは、デザインに関するほぼすべてのことを任せてくれるということ。いままでの会社でここまで一任してもらえることはほとんどなかったですし、自分のできることはすべて自分で取り組みたいと思っていたので、裁量が大きいというのはとてもありがたかったです。

Bizer株式会社 UIデザイナー/フロントエンドエンジニア 中西祐介さん
Bizer株式会社 UIデザイナー/フロントエンドエンジニア 中西祐介さん

――現在担当なさっているチームの業務生産性を高めるタスク管理ツール「Bizer team」には、どんな特徴があるんでしょうか。

バックオフィス業務を管理できるプラットフォーム「Bizer」を提供していましたが、そのサービスがピボットするような形で、総務・人事・経理・法務などの管理部門に適したタスク管理ツール「Bizer team」が生まれました。目的は、下記のような課題の解決です。

  • チーム内で誰が何をしているのか、その進捗がわからない。
  • 仕事が属人化し、マネジメントが機能していない。
  • 目の前の仕事に追われ、中長期的な課題に取り組む余裕がない。
Bizer teamの画面イメージ
Bizer teamの画面イメージ

大きな特徴は、リアルタイムに進捗共有ができること、標準化したプロセスを可視化できることのふたつです。

タスクごとにチェックリストを設定することができるので、そのリストに関係者や担当者を紐づけたり、リアルタイムでコメントを入力し、コミュニケーションの活性化を図ることもできます。よくあるタスクについてはIT、マーケティング、人事、経理、総務など、領域ごとにテンプレート化しているため、それらを運用マニュアルとして活用することも可能です。一言で言うと、属人化している仕事を標準化して、それを共有することで会社の資産にできるサービスです。

Bizer teamのテンプレート一例。使用することで、必要な作業を簡単に洗い出すことができる。
Bizer teamのテンプレート一例。使用することで、必要な作業を簡単に洗い出すことができる。

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