グッドパッチ、Algomaticと共同でAIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始

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2024/10/09 11:00

 グッドパッチは、Algomaticとともに、AIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始した。

 両社の強みである、顧客体験を向上させるデザインの力とAIの急速な進化に対応する技術力を生かして本サービスを提供することで、ユーザーに活用され続けるAIプロダクト開発を推進し、人とAIの共創をデザインする。

要約

  • グッドパッチはAlgomaticと共同でAIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始
  • 生成AIに特化し、事業開発を行ってきたAlgomaticの技術力と、さまざまな企業のデザインパートナーとしてUI/UXデザインやワークショップを行ってきたグッドパッチの知見を生かし、AIプロダクトの開発を行う企業を伴走支援する
  • AIプロダクト開発における課題探索ワークショップや、仮説検証開発(PoC)、開発体制支援などを通じて、活用され続けるAIプロダクトの開発を支援し、人とAIの共生・共創をデザインする

背景

 2022年にChatGPTが公開されて以降、世界中が生成AIの技術に驚き、その可能性に注目してきまた。今や巨大テック各社のみならず、さまざまな企業が開発したAI関連のサービスやプロダクトが溢れている。

 AIは技術や精度がめざましいスピードで進化を遂げている一方、多くの人々がその進化による恩恵を享受できている状態には至っていない。総務省が2024年に発表した調査研究によると、自社製品やサービスの機能として生成AIを組み込んでいる企業は34.6%となっており、なかでも「効果が出ている」と回答した企業は14.1%であった。また国民向けの調査では「生成AIを使っている」と回答した割合は9.1%で、いずれも諸外国より低い水準となっている。

 こうした実態の背景には、AIプロダクト開発に必要なデータの整備や適切な技術的アプローチのノウハウやナレッジを有している企業が少ない上に、PoC段階でAIプロダクトがリリースされ、その後検証や改善がなされていなかったり、ユーザー体験を考慮した設計がなされていなかったりすることが挙げられる。

 そこで、生成AIに特化して数々の事業開発を行ってきたAlgomaticの技術力とデータ活用ノウハウ、創業以来デジタルプロダクトのUI/UXデザインを強みに顧客起点の体験設計やビジネスの課題解決を行ってきたグッドパッチの実績と知見を生かし、共同でAIプロダクトのデザイン・開発支援サービスの提供を開始した。

 グッドパッチは、本サービスを通じ、多くの人々に活用され続けるAIプロダクトの開発を支援することで、人とAIの共生・共創をデザインする。

AIプロダクトのデザイン・開発支援サービスについて

 AIプロダクトのデザイン・開発支援サービスは、AIを組み込んだプロダクトを開発する企業や開発を検討・計画している企業に対し、障壁となる課題を特定し、技術および体験設計の両面から伴走支援する。

 Algomaticとグッドパッチのノウハウを生かし、課題を探索するワークショップ、AIに適したデータの整備、ユーザーインサイトを捉えたUI/UXデザイン、最新の技術知見を基にした仮説検証、AIプロダクトが「活用されること」を見据えたプロダクト開発・デザイン組織の構築など、課題に応じたソリューションを提供する。

解決できる課題(一例)

  • AIプロダクトの開発を検討しているが、何から着手すればいいのかわからない
  • AIプロダクトの開発やAI機能の組み込みを検討しているが、ユーザーのニーズが不明瞭
  • 現在のプロダクトにAI機能を組み込みたいが、デザインや開発のノウハウが不足している
  • 自社が保有しているデータを活用したAIプロダクトの開発を検討しているが、最適なデータ基盤の設計や運用のノウハウがない
  • AIプロダクトを開発・ローンチしたが、ユーザーに活用されずリニューアルを検討している

提供プラン

  • AIプロダクトを開発する際の課題探索ワークショップ
  • AIプロダクトの仮説検証開発(PoC)
  • AIプロダクトの開発体制支援