鹿児島さんが感じた「VX2785-2K-MHDU」3つの長所
実際にVX2785-2K-MHDUを使用し、まず鹿児島さんが気に入ったのは、製品の外観やノートPCと近い色を表示できた点だ。
「コンセントに指すだけで、とくに難しいセットアップもなく使用を開始することができました。モニターのスタンドや支柱もスタイリッシュですし、モニターとノートPCに映したときの色味にも大きなズレがなかった。たとえば薄いオレンジや緑など、微妙な色の再現度がとくに近いように感じましたし、色の設定を変える際もメニューがわかりやすくて良かったです。雑誌など誌面のデザインをするときには、外部モニターでの作業が欠かせないので、ウィンドウの行き来をせずに済むのはとても助かります。試しに映画も視聴したのですが、映りはとてもきれいでしたよ」
鹿児島さんにとってもうひとつ魅力的であったのは、USB Type-Cケーブルで接続できること。そして3つ目に挙げたのは、WQHDモニターならではの解像度であった。
「私が使用しているMacのノートPCはインターフェースがUSB Type-Cしかないため、ディスプレイとアダプターを介さずに接続できるのはうれしかったです。またそのつなげたケーブルでノートPCへの給電もできてしまうので、配線が以前よりスッキリしました。
また、サブモニターとして私が購入したディスプレイの解像度は1920×1080のフルHDでしたが、今回使用したVX2785-2K-MHDUは2560×1440のWQHD解像度のためか、より精細感がありました。同じ27インチでもモニターの解像度が高いため、上下左右にも作業できるスペースが広がり、ツールパネルも開き放題。前後のデザインを2画面に並べる余裕もありました。作業範囲が縦に広がり嬉しかったのは、表示できるレイヤー数とツールバーの数が増えたこと。都度スクロールする手間が減り、作業効率が上がりました」
ではそれ以外に、サブモニターを活用する利点はあるのだろうか。鹿児島さんは「あくまで私の印象ですが」と前置きしたうえで、姿勢の改善などにも効果があるのではないかと語った。
「ノートPCで作業をしていると、視線が下向きになり、身体も前屈みになってしまう。私はそのためか、リモートワーク導入当初に肩こりがひどくなってしまいました。サブモニターを使うようになると視線も上がり、以前より楽になったように思います」
また、「VX2785-2K-MHDUでは、輝度が高いノートPCの画面を見ているときよりも、目に優しいように感じる」と鹿児島さん。同製品に備わっている、ブルーライトやちらつきがないフリッカーフリー機能のおかげだろう。
新型コロナウィルス感染拡大という未曽有の事態にともない、働きかたや働く環境を見直す動きが加速している。現在の情勢が落ち着いたあともリモートワークを継続したり、オフィスと自宅勤務の両方を織り交ぜていく企業もあるだろう。リモート環境での作業効率改善に一役買ってくれるサブモニター。自宅の環境を整えるための投資は、早いほうが良いかもしれない。