著者情報
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演出家・劇作家・フリーライターとして活動。
執筆記事
2020/07/22
「デジタルフォント」で課題を解決 DONGURIはなぜフォント開発サービスを生み出したのか
タイポグラフィックデザイナー。ブランディング・デザインコンサルティングファーム 「DONGURI」に所属する今市達也さんは、そんな肩書を名乗っている。今やグラフィックデザインやウェブデザインのみならず、ビジネスのプロセスや組織の設計などさまざまな領域にわたって使われている“デザイン”という言葉だが、同社ではこれを「顧客の課題を解決すること」として定義している。いったい、「文字のデザイン」を通じて、どのように課題を解決することができるのだろうか。そして、文字は、いったいどのような可能性を秘めてい...
2020/05/25
今こそビビらずに挑戦を クリエイターとして覚悟を背負い、GOがFUNDを立ち上げた意味
GOがファンドを始める――。4月23日に発表されたその情報は、広告業界を中心に多くの人々の注目を集めた。国会議事堂前駅に掲出されたケンドリック・ラマーの「黒塗り広告」、多数の広告賞を受賞した「WEARABLE ONE OK ROCK」、2019年を代表する広告とまで言われた「朝日新聞社 × 左ききのエレンPowered by JINS」などのキャンペーンを展開しながら、クリエイティブの可能性を切り開いてきたThe Breakthrough Company GO(以下、GO)。そんな彼らが、スタ...
2020/01/24
ピラミッド式ではなく「国」 エードット伊達さんと辻愛沙子さんが語る「強い個」を支える強い組織
株式会社arcaのCEOであり、「お台場ウォーターパーク by ハウステンボス」の空間デザインやタピオカ専門店「Tapista」のプロデュース、そして女性の生き方をエンパワメントしていくプロジェクト「Ladyknows」代表などを勤めるクリエイティブディレクター・辻愛沙子さん。テレビ番組「news zero」にも出演する辻さんは、24歳にして世間の注目を集めているクリエイティブディレクターだ。そんな彼女の才能を育んだのが、企業のブランディング事業やセールスプロモーション事業などを手がけるエード...
2019/11/12
企画は僕の身体とともに伝わる 『7つの習慣』リブランディングから見る、GO飯塚政博の発想の原点
若干25歳ながら、これまでケンドリック・ラマーの「黒塗り広告」をはじめ、CAMPFIRE「#夢を諦めてはいけない」企画のプランニングなどを手がけてきたコピーライター・プランナーの飯塚政博さん。PR、広告、マーケティングを事業領域とする会社「The Breakthrough Company GO」に所属する彼は、常に斬新な発想で社会を驚かせてきた。そんな彼がこの秋に携わったのが、ビジネス書の名著として知られる『7つの習慣』のリブランディングプロジェクト。全世界で3,000万部を売りあげる本書を、...
2019/10/07
ただライブを撮るだけでは足りない 全天球映像作家「渡邊課」が模索する実写VRの新たな表現
創業から50年近い歴史を持つデザイン会社「コンセント」には、「渡邊課」なる名前のチームが設置されている。実写を中心に360度VRの制作を手掛けるこの課の「課長」に就任しているのが渡邊徹さん。渡邊課を率いる渡邊さんは、これまで、ORANGE RANGE、フジファブリック、水曜日のカンパネラ、Little Glee Monsterといったミュージシャンや、朝日新聞社、ユニオンテックといった企業とのコラボレーションを展開しながら、VRという新たな表現を切り開いてきた。2014年頃からVRに触れ始め、...
2019/09/02
動画広告の鮮度を保つために PDCAならぬ“PDSSA”で組織力を底上げする編集チームの挑戦
サイバーエージェントの調査によれば、2017年の1,374億円から2020年には2,900億円にまで拡大すると予測されている動画広告の市場規模。そんな動画広告を生業としているのが、2015年に設立されたCyberBullだ。同社では、ゲームアプリなどを中心に年間7,500本もの動画広告を制作している。右肩上がりの市場を背景に数多の動画制作会社がひしめく中、同社ではどのようにして他社との差別化を図っているのか。クリエイティブ局チーフディレクターの岡田直樹さんに話を伺うと、そこにはチーム力を向上さ...
2019/08/21
累計20億PV獲得のSmartNews「クーポンチャンネル」 プロダクトデザイナーはその裏で何をしたのか
ニュースアプリ「SmartNews」では、2018年3月よりSmartNews内に「クーポンチャンネル」というサービスを開始した。マクドナルド、ガスト、ローソン、吉野家など、さまざまな企業がクーポンを提供するこのサービスを手がけたのが、スマートニュースの山本興一さん。ローンチから1年半を待たずに20億PVを獲得したこのクーポンチャンネルは、なぜこれほど成長しているのか。そこには、「プロダクトデザイナー」としてサービスを支える山本さんの功績があった。
2019/07/01
すべては対話から 若手が語る“デザイナーから”働きかける組織づくりとは
人材派遣、転職エージェント事業などを手がけるレバレジーズでデザイナーとして活躍する藤本貫二郎さん。4年前に新卒として同社に入社して以降、さまざまなサービスのデザインを手がけるばかりでなく、事業会社に所属するデザイナーのコミュニティーで約300人が参加している「InHouseDesigners」を組織し、存在感を発揮している。今回、そんな藤本さんのこれまでを振り返るとともに、何よりも大切にしているという「チームビルディング」についてお話を伺った。「いいチームでなければ、いいプロダクトはつくれない...