著者情報

  • 塩田賢二

    フリーランスグラファー。ウェブ広告、アーティスト撮影、ブライダル、プロフ・宣材写真撮影。

執筆記事

2024/04/23

方針転換により大きく改善 UCC上島珈琲流、SNS運用の裏側

 今回、SNS運用やそのクリエイティブについて話を聞いたのは、UCC上島珈琲のブランドマネジメント部コミュニケーションチーム。「アプローチを切り替えてから明らかに効果を実感している」と語る同チームのメンバーは何を意識したのだろうか。その取り組みや裏側にある考えを探った。

2024/04/12

再評価されるのは「人間の創造性」 これからの時代に必要な「AIクリエイティブディレクター」とは

 2023年、ビジネスシーンや日常を大きく賑わせた「AI」。クリエイターやクリエイティブ制作の現場は、とくにその存在を無視することはできないだろう。クリエイターはAIに対しどのような思考を持てば良いのか。そして、人間にはいったい何ができるのか。そのヒントと示唆を与えてくれたのは、2024年3月に開催されたオフラインイベント「Creators MIX 2024」で講演を行ったミリモルホールディングスの河野 貴伸氏。河野氏がこれからの時代に必要だと考えるクリエイターの役割「クリエイティブAIディレク...

2024/03/29

広告クリエイティブに必要な「マジック」と「記憶」とは――東畑幸多氏×博報堂 小島翔太氏[レポート]

 生成AIのムーブメントにより、ビジネスシーンをはじめクリエイティブを取り巻く環境は変革のときを迎えている。そんな今、クリエイティブにできることは何か。クリエイティブが大きな役割を果たす広告には何が求められているのか――。そのヒントを探るべく、CreatorZine編集部が主催したオフラインイベント「Creators MIX 2024」の基調講演には、テレビCMなどの広告やデジタル起点の施策などさまざまなアウトプットを生み出してきたクリエイティブディレクター2名が登壇。サントリー天然水「大自然よ...

2024/03/04

「Pendo」のCPOが語る、プロダクトマネジメントの秘訣とPdMのための取り組みとは

 2013年にアメリカ・ノースカロライナ州ローリーで創業した、アプリケーションのUXを向上させるためのプラットフォーム「Pendo」。もともとプロダクト開発に携わっていたトッド・オルソン(Todd Olson)氏が、仲間と製品を開発しようとした際、上手くいっているのか否かを判断するためのデータ収集に苦戦したという課題感をもとに生まれたものだ。同社で特徴的なのは、プロダクト主導型戦略を意味する「プロダクト・レッド・グロース」が根幹にあること。今回は、同社のプロダクト開発やPdMのために行っている具...

2023/12/08

創業100年超えの総合電機メーカーでデザインの価値を伝えるには 三菱電機・統合デザイン研究所所長に聞く

 BtoBからBtoCに至るまで、幅広い領域で事業を展開する三菱電機。そんな日本を代表するテック企業の研究開発部門として、デザインを中心に活動するのが「統合デザイン研究所」だ。今年4月に同研究所の所長に就任した長堀将孝さんに、統合デザイン研究所の役割やデザイン組織としての取り組みなどについて話を聞いた。

2023/10/12

「じゃがりこ」とSUZURIのパッケージデザインコンテストが好調 背景から見えたクリエイターコラボのヒント

 2023年8月から9月にかけて、GMOペパボが展開するオリジナルグッズ作成・販売サービスのSUZURI byGMOペパボ(以下、SUZURI)とカルビーの「じゃがりこ」がコラボし、パッケージデザインを募集するコンテストが行われた。本コンテストは、SUZURIのもつ画像合成技術を活用して作品を募集し、上位3作品のデザインは、2024年夏ごろより全国での期間限定発売を予定していることもあり、SUZURIのコンテストとしてもこれまでにない盛りあがりを見せていたという。今回は、カルビーで「じゃがりこ」...

2023/08/23

「実力のあるクリエイターと出会えない」を解決するopusrから見えた、クリエイティブを取り巻く課題の本質

 作品から企業とクリエイターが繋がるマッチングサービス「opusr(オプサー)」。ベータ版をリリースして約半年が経過するが、PR施策や広告出稿を行うことなく、上場企業や大手スタートアップを中心に100社ほどが契約。登録しているクリエイターも続々と増えている。そんなopusrを立ち上げたのは、ヒューリズムのCEO・多湖大師さんとCOOをつとめる諸石真吾さん。マーケティングとクリエイティブの両方にバックグラウンドをもつふたりだ。どのようにopusrは生まれ、サービス開発の過程でどんな気づきを得たのだ...

2023/07/18

カギは「審美眼」「リアル」「掛け合わせ」 生成AI登場による変化の本質をフラクタ河野さんが語る

 アフターコロナと言われる時代に突入し、生成AIがビジネスシーンを賑わせている昨今。それらの変化は、ブランドビジネスに携わる人やクリエイターにも大きな影響を与えている。そんな今、ブランドは何をすべきなのか。クリエイターは何を磨き、どのような価値を発揮すれば良いのか――。トータルブランディングパートナー FRACTAの河野さんに、生成AI時代に起こりうる変化とそれを乗りこなすための勘所について話を聞いた。

2023/06/23

キーワードは「Z世代」と「AR」 一期一会の会話を体現するコミュニケーションアプリ「Snapchat」とは

 プラットフォームやアプリが次々に登場するなか、今年2月に月間アクティブユーザー数が7億5,000万人を突破した「Snapchat」。大学生など若年層を中心に、日本でも広まりを見せている。そもそもSnapchatにはどのような特徴があるのか。企業やブランドが活用するためにおさえておくべきポイントとは――。Snapchatの今とこれからについて、Snap Japan代表 長谷川倫也さんに話を聞いた。

2023/04/03

クリエイティブ用途への展開も セラミック造形材「BRIGHTORB」の可能性と3Dプリンター活用の今

 AGCセラミックスが開発した3Dプリンター用セラミック材「BRIGHTORB(ブライトーブ)」。ステンレスなどの鋳型材料として幅広い産業で用いられるだけでなく、セラミックスとしては極めて低い焼成収縮率を実現したことで、3Dデータからほぼ収縮しない造形物を作ることを可能にした素材だ。今回はそんなBRIGHTORBに焦点をあて、誕生の背景やクリエイターにとっての可能性、3Dプリンターをとりまく環境や課題などについて話を聞いた。

2023/03/24

制作会社と事業会社の良いとこどり リクルートグループのニジボックスで描けるUIデザイナーのキャリア

 「SUUMO(スーモ)」「ホットペッパービューティー」「じゃらん」など、誰もが耳にしたことのあるウェブサービスを多数開発・提供しているリクルートには、UI UXデザインプロセスから開発・運用・改善まで、ワンストップでサービスを提供するグループ会社がある。2010年にリクルートより分社化した「ニジボックス」だ。約100人のデザイナーが所属している点では、一般的な“制作会社“のイメージと合致するが、ニジボックスに所属するデザイナーの大半が関わっているのは、リクルート関連サービス。つまり、事業会社に...

28件中1~12件を表示